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ヴィットリオ・グリゴーロのメトデビュー《ボエーム》レビューと舞台写真(2010.10.16) + VideoClip [ボエーム La Bohème]

2011.2.8追記
 YouTubeに、この公演の動画が数種類アップされました(camilla0690さんありがとうございます)。途中のカシャッという音が気になりますので、編集して全部つないで再アップしました。右の写真をクリックするとリンクしています。
 グリゴーロとコヴァレフスカはロドルフォとミミにピッタリ、最初は微笑ましくて、最後は悲しい......頭出しのタイムを表示しましたので、タイムをクリックすると見たい聞きたい所に飛べます。全部で40分の長さですが、聞き所を押さえていますので、ボエームのダイジェスト版としてなかなか良く出来ていると思います。

2010.11.8追記
 10月16日から11月5日まで全6公演無事終了、グリゴーロをはじめキャスト全員、ニューヨークの悪天候にも負けず、皆さん皆勤賞だったようです。交流ブログのMadokakipさんとShevaさんの詳細観劇レポートがアップされましたのでリンクさせていただきます。
 Madokakipさんは、すでに2008年に映画館のHD上映のスカラ座の《ジャンニ・スキッキ》でリヌッチョを歌ったグリゴーロについて「声はしっかりとしていて、かつまろやかな”男前声”で逸材です」と目をつけていて、今回のメトデビューを楽しみにしていらっしゃったんですが、期待を裏切らずとても素晴らしいロドルフォだったそうです。また、出待ちで出演のサインをもらってプレゼントして下さいましたので、感謝の気持ちをこめてここにアップさせて頂きます。本当にありがとうございます。サインの愉快な説明も添えてありました。
gri_met_boheme_sign2.jpg
gri_met_boheme_sign1.jpg

★Madokakipさんのレポート:
LA BOHEME (Sat, Oct 16, 2010)
LA BOHEME (Sat, Oct 16, 2010 ) 出待ち編

★Shevaさんのレポート:
MET グリゴーロ輝かしいデビュー(10月28日鑑賞)
METラ・ボエーム 2回目(11月1日)

以下2010.10.28追記
☆やっとメトのサイトに《ボエーム》の舞台写真がアップされました。お初のものをこちらに転載します。

以下2010.10.27追記
☆全6公演のうち残すところ3公演(10月28/11月1,5日 )となりました。グリゴーロによれば、オペラで一番重要で難しいのは、スタミナ、エネルギーの配分だそうです。グリゴーロは、2007年9月15日にワシントン・ナショナル・オペラの開幕公演(2007.9.15〜)でロドルフォを歌うことになり、パヴァロッティに会っています(亡くなる直前だったんですね....)が、その時に「最初から飛ばしすぎないように....」とアドバイスされたそうです。一公演では、最初から最後までフレッシュな声を保つこと、また、全6公演を途中降板なんてことにならないように力の配分が大切なんだそうです。
 11月3日には、午後1時から3時までメトの売店でグリゴーロに会えるそうです。"The italian tenor"のアルバムを買うとサインしてくれるということですね。オペラのアリア集なんて売れないのが当たり前、と言う定説もなんのその、このアルバムかなり売れているようです。イタリア声のテノールに飢えていたのでしょうか。
gri_met_shop.jpg

以下2010.10,24追記
☆"Opera-britannia"のレビュー、britanniaということはイギリスのサイトだと思いますが、例によって☆の数で評価されています。五つ星が最高ですが、《ボエーム》☆4、ちょうど同時期に上演されている(いた)、フランチェスコ・メーリ劇場デビューの《リゴレット》☆2.5、フィリアノーティ主演の《ホフマン物語》☆3.5、ルネ・パーペ主演の《ボリス・ゴドノフ》☆3、となっています。《ボエーム》の評価が高いのは素直に嬉しいですね。


以下2010.10.19
☆だいたいレビューも出そろったようです。イタリア国内でも、ニューヨーク・タイムズが、グリゴーロの特集記事を掲載したことも影響したのか、「メトデビュー大成功!」の記事が全国に配信されています。グリゴーロ自身「僕は夢の売り手だけど、でも今夜は、観客が僕に夢をプレゼントしてくれた。最後のスタンディングオベーションは予想もしていなかった....」と語っています。


以下、2010.10.18記載:
 《ボエーム》初日、無事終了.....レビュー第一弾出ました。共同通信みたいなものなんでしょうか、同じレビューがいたるところに配信されていますので、ロンドンほど、たくさんレビューは出ないと思いますが、その都度追加していきます。
 シリウスの無料トライアルで聞くことができましたが、トライアルのせいか(原因が分かりました、下記をご覧下さい)、10分おきくらいに勝手にログアウトするので、ぜんぜん落ち着いて聞けませんでした。クリックするだけではログインできなくて面倒で手間取るんです。ということで、忙しくてちゃんと聞いてないのですが、3年前のワシントン・ナショナルオペラの録音の方が、全体的に印象的でしたが、10分おきに走り回っていたせいかもしれませんが.....今回のはちょっと散漫な感じがしました。しかし、私は、グリゴーロの歌い回しも声も好きですので、とても楽しめました。あと5公演、更に良くなることを期待したいです。


レビュー:
☆AP:Vittorio Grigolo promising in Met opera debut By MIKE SILVERMAN

 MIKE SILVERMANは、公演前にインタビュー記事も書いています。

☆ニューヨーク・タイムズThe Met Makes Way for New Bohèmians By ANTHONY TOMMASINI /Oct., 17,2010
 れいのどうみてもグリゴーロ嫌い!と思わせるMICHAEL WHITEの記事を掲載したニューヨーク・タイムズですから、どんなレビューが出てくるのかドキドキでしたが、けっこう普通にまともでした。

☆ニューヨーク・ポスト:Tenor is the night By JAMES JORDEN/October 17, 2010

☆Frederick News-Post:Román: High Note By Carmen Ileana Originally/Oct., 18, 2010
 "Mr. Grigolo’s sound is unique and instantly recognizable; it possesses what the Italians call ‘squillo’, a bright ringing sound which is particularly thrilling to hear." そう、そう、その通りです。グリゴーロの声、スタイルの特徴を良くつかんでいるレビューです。

The New York Observer:The State of the Art By Zachary Woolfe

☆Opera-britannia:Metropolitan Opera, New York, 16th October 2010 By Richard Garmise
 同時期に上演されている、ホフマン物語、リゴレット、ボリス・ゴドノフの中で一番評価が高い。グリゴーロ同様にメトデビューだったメーリが公爵の《リゴレット》の評価が低く、明暗を分けたかんじ.....評価が低いのは、メーリの責任もかなりあるようですし....

☆ANSA(イタリア)共同通信:TIFO DA STADIO PER GRIGOLO, STAR BOHEME AL MET
 レビューではありませんが、イタリア国内各地に「グリゴーロのメトデビュー大成功」の記事が配信されました。ニューヨーク・タイムズがグリゴーロの特集記事を掲載したことも書かれています。
《La Bohème》メトロポリタン歌劇場 2010年10月16,20,23,28/11月1,5日 全6公演
キャスト:
Conductor: Roberto Rizzi Brignoli

Mimì: Maija Kovalevska

Musetta: Takesha Meshé Kizart
Rodolfo: Vittorio Grigolo
Marcello: Fabio Capitanucci 

Schaunard: Edward Parks

Colline: Shenyang 

Benoit/Alcindoro: Paul Plishkav

The Production Team
Production: Franco Zeffirelli

Set Designer: Franco Zeffirelli

Costume Designer: Peter J. Hall

Lighting Designer: Gil Wechsler

参考:Un bergamasco al Metropolitan
Brignoli dirige «La Bohème»

◎シリウスの件:
Madokakipさんが電話で問い合わせて下さいました。ありがとうございます。
まず、トライアルでも切断することはないそうです。原因として考えられるのは、同じIDで同時に接続はできない仕様だそうですから、どうやら、ここに問題があったようです。実は、私、用心のために、2台のパソコンで同時に接続していたんです。それで、あっちの部屋、こっちの部屋と走り回って忙しくて落ち着いて聞けませんでした。これこそまさに「無益な用心」でした。まったく笑っちゃいますね。

関連記事::[ボエーム La Bohème]


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Madokakip

このような素敵な形でプレイビルをブログにアップしてくださって、本当にありがとうございます!
keyakiさんから色々グリゴーロ君のことを事前に教えて頂いていたおかげで、
まるで親戚の子がメト・デビューするような(こらこら、、笑)
どきどき感を私も味わわせて頂きました!
今回のデビューの成功もありましたし、これから何度もメトに登場してくれることでしょう。
来シーズンまで、楽しみです!

by Madokakip (2010-11-09 13:29) 

keyaki

こちらこそ、ありがとうございます。
私も娘とほぼ同じ年なので、甥っ子みたいな感覚ですね。

ロンドンとニューヨークを比べるとロンドンの方が、オペラ好きでブログを開設している方が多いし、レビューも多すぎるくらいありますね。ですから、Madokakipさんのレポートは本当に貴重です。
それとコヴェントガーデンの方が、若い観客が多いような気がします。ネットにアップされている出待ちの写真には、若い女の子がけっこういましたから。

メトの予定は来々シーズンのリゴレットのようですけど、まだわかりませんね。
by keyaki (2010-11-09 21:39) 

Nanako

November 7, 2010 - La Boheme
http://www.wrcjfm.org/index.php/dso-unmasked
デトロイトオペラハウスのLa Bohemeのための解説番組にグリゴーロの"Che gelida manina"使っていました(^^; 3:30頃からThe singer is new sensation Vittorio Grigoro~

by Nanako (2010-11-12 09:45) 

keyaki

Nanakoさん
ありがとうございます。
最後まで聞いてしまいました。
解説者のおじさんったら、グリジョリになってましたね。
グリゴーロの大好きなジーリとかカルーソー、最後はビョリンクだったようですが、あとは誰だか聞き取れませんでした。
by keyaki (2010-11-12 23:09) 

euridice

ユーチューブ、見ました。泣けました。グリゴーロ・ロドルフォももちろんいいけど、コヴァレヴスカのミミ、いいですね。似合いのカップルですね。通して見たいものです。途中でカシャッというのはシャッターを切る音でしょう。そこで静止画を撮っているのではないでしょうか。何で撮っているのか本当のところはわかりませんけど、ビデオカメラではなくてデジカメかもしれません。やはりデジタル技術の進歩は凄いですね。とてもきれいに撮れているし、音も悪くないし・・
by euridice (2011-02-08 18:21) 

keyaki

euridiceさん
すごいですよね、昔の映像より画質がいいですよね。
記事にも追記しましたが、ひとまとめにして、カシャという音をカットして再アップしました。頭出しのタイムも表示してますので、また見てください。
すてきなミミとロドルフォだからこそ、泣けますね。1幕は微笑ましいし。
by keyaki (2011-02-09 02:19) 

mami

映像で見たかったので、すごく嬉しいです。ありがとうございました。
この数日、何度も繰り返してみてしまいました。というか、つい、見たくなる。
若々しいカップルで、ああ、ラ・ボエームだなあ、、、としみじみ思ってしまう、
ミミとロドルフォの一幕。だから最後は、泣けますね。

この以前のロドルフォ=グリゴーロの映像(というか、声)Che gelida maninaがあったので、いろいろ聞いてみましたが、確実に進歩してますね。
若さのもつ情熱の爆発みたいなのが、暴走するわけでなく、
夢を語っているうちに、あふれでる思い、、みたいな表現が、すごく上手くて、好きです。

それにしても、この映像、アップ多用のHDより、よっぽどツボを心えてるというか。
最初の、引きの映像から、ぐぐーっとよってくるあたり、上手すぎ。
もちろん、それをつなぎあわせた、keyakiさんの技量も凄いです!!!
本当にありがとうございました。

by mami (2011-02-16 21:07) 

keyaki

mamiさん
こういうカップルがなかなかいないというのがオペラだと半ばあきらめていたりしますよね。メトでも今シーズンは4人のロドルフォ君が次々お出ましになりましたが、カレイヤは若いけど最近はプロレスラーにしか見えないし、ベチャラは銀行員だし、ヴァルガスはおっさんだし.....

これを録画した人は、オペラ通ですね。本当にツボを押さえてますもの。
今は、パソコンもどんどん進化して動画の編集もすごく簡単で、けっこう楽しいんですよ。
by keyaki (2011-02-17 01:10) 

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