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Vittorio Grigolo マスネ作曲《マノン》でロール&ROH劇場デビュー:レビューいろいろ☆叫び声MP3 [マスネ《マノン》ROH]

★7月10日、いよいよ最終日、現地時間の18:00(日本時間では、7月11日早朝2時から)BBC Radio 3 - Opera on 3 で中継放送があります。まだまだ続々レビュー、レポートも出てきますので本文に追加しました。(2010.7.10)

★Mike Silvermanのレビューがあちこちのサイトに配信されています。このレビューは、ヴィットリオ・グリゴーロについての記述にも力が入っています。
 またIntermezzoさんが二日目の29日の公演のレポートと写真を掲載しています。グリゴーロは、初日は、はりきりすぎで、歌唱も演技もオーバー気味なところも見受けられたが、二日目はそれらが改善され格段によくなったそうです。
 このプロダクションは、スカラ、メトでも再演されることになっていますが、メトは2011/2012シーズンに、ルイゾッティ指揮で、Anna Netrebko, Piotr Beczala, Paulo Szotで上演する予定のようです。(2010.6.30)


★ソニー・クラシカルのプレスリリースで、ロンドンデビューの成功とCDアルバム“The Italian Tenor”が9月20日に発売されることが発表(pdf)されました。すでに日本アマゾンでは予約できるようになっています。(2010.6.28)

ガーディアンからもう一つレビューが出ました。大成功のロンドンデビュー.....並ぶもののいないニュー・スーパースター...(2010.6.27)

◎記事にも追記しましたが、フィナンシャルタイムズのレビューも掲載されました。「演出は成功しているとはいえない....再演するような演出ではないが、ネトレプコとグリゴーロがいる限り、ハリウッドを超えるオペラの魅力がある.....」というようなレビューです。つまり、この《マノン》はネトレプコ&グリゴーロあっての《マノン》だそうです....ROH来日公演もありますし、スカラ、メト等でも将来上演することになっていますが、ネトレプコ&グリゴーロのカップルは難しいでしょう....(2010.6.25追記)

★ヴィットリオ・グリゴーロの"foto gallery"から(クリック拡大)


◎以下2010.6.24の記事


 2010年6月22、マスネの《マノン》の初日、ネトレプコは2006年9月(LAオペラ、ドミンゴ指揮)以来主要レパートリーにしている十八番の役、一方ヴィットリオ・グリゴーロはビリャソン休業で突然お鉢が廻って来たという、ロールデビューで劇場デビュー.....こういう状況でグリゴーロがはりきらないないはずがない......特にイギリスではPopera歌手として有名になってしまったので、13才でパヴァロッティと共演19才からオペラ歌手をやっているのを知らない人たちも多い....スタイルがいいだけのミュージカル、ポップス系へなちょこ歌手でしょ....というオペラ純粋主義者の偏見を払拭するチャンスでもあるわけですから......

 ネット上には、初日のレビュー、ブログ記事が続々アップされています。ざざっと見たところ、ネトレプコとグリゴーロのコンビは相性も良く見た目も歌も素晴らしい、他の歌手陣も好評、でも舞台が(経費削減の影響か)チープ.....演出も成功とは言えない......ネトレプコとグリゴーロ両歌手で魅力的な公演になっている.......というところでしょうか。先日のゲネプロに引き続き、dognorahさんのブログに「グリゴーロは大成功のROHデビューだった....」と初日のレポートが掲載されました。いつもながら、素敵なカーテンコールの写真もたくさんアップされています。"Intermezzo"さんのブログには、舞台写真が満載です。

 ガーディアンのTim Ashley氏のレビューは、ヴィットリオ・グリゴーロのデ・グリューは、衝撃的デビューだったことが筆頭に書かれています。

『ローラン・ベリの新演出は、もともとネトレプコのために行われた。しかし、この公演はまさに彼女のデ・グリュー、すなわち、いつかはと期待されて、ついにコヴェントガーデンにセンセーショナルなデビューを果たした、若い、比較的無名のイタリア人テノールグリゴーロのものだった。彼はこの役に必要なものの全てを満たしていた。流れ出る声、最高のルックス、生来の演劇的なセンス。どうしようもない愛に振り回される20歳の男だった。Amiensの中庭に大急ぎで登場する最初の場面から、マノンの死に絶望のぞっとするような悲鳴(右上MP3)をあげる場面まで、全てが自然に見えた。
ネトレプコのマノンは、概して冷めている。はじめは、すでに無邪気さは失われているとわかるにしても、内気なお嬢さますぎ。後で、彼女の魅力が自己中と計算高さを隠していることがわかる。声はいつものようにまばゆい。グリゴーロとの競演で、非常に熱くなれた。』
全文は→Manon/Royal Opera House, London

右の音声ファイルで、最終場面のマノンの死を前にしたデ・グリュー(グリゴーロ)の悲痛な叫びが聞けます。
尚、7月10日午後6時(現地時間)に、BBC Radio 3 - Opera on 3で全曲放送される予定です。

◎ネットで見つけたレビュー、ブログ記事:
ガーディアン Guardian:Tim Ashley
フィナンシャル・タイムズ FT:Richard Fairman
タイムズ Times:Geoff Brown (保存用:pdf
ロイターReuters : Steve Addison *インタビュー有り
ガーディアン Guardian/27日:Fiona Maddocks
テレグラフ Telegraph:Rupert Christiansen
インデペンデント Independent:Edward Seckerson
エクスプレス Express:William Hartston
イブニングスタンダード:Barry Millington
The Associated Press :Mike Silverman
Classical Source :Alexander Campbell
Thearts desk:Igor Toronyi-Lalic
The Stage :George Hall
musicOMH:Keith McDonnell
Dradio.de:Christoph Schmitz ドイツ *右上MP3
WELT ONLINE:Manuel Brug ドイツ
Manon, ROH(1)スペイン
Anna Netrebko suma en Londres... スペイン
Manon, ROH - InstantEncoreスペイン
Intermezzo 初日レポート(写真がいっぱい)
Intermezzo29日のレポート(写真がいっぱい)
Mark Ronan's Theatre Reviews/Manon, Royal Opera
Dickie Review: The Royal Opera’s new Manon

7月10日以降追加分:
Concerto Net:Claudio Poloni フランス *この筆者、今回はグリゴーロを誉めているみたい....
30 Jun 10 / ConcertoNet :Barnaby Rayfield (English)
Forum Opera - OPERAS:Placido Carrerotti フランス
31 Jul 10 / Daily Mail:David Gillard
30 Jun 10 / El Mundo:Eduardo Suárez (Corresponsal) スペイン
28 Jun 10 / Classical Source: Alexander Campbell
Opera Britannia:Antony Lias
Fanáticos da Óperaポルトガル
James Mayhewさんのブログ 7/26追加
Paul in London 7/26追加

◎日本のブログから:
By The Thames:6月22日鑑賞
ロンドン テムズ川便り:6月25日鑑賞
miu'z journal *2 -ロンドン音楽会日記
ロンドンから感動の音楽と美食を求めて
ネコにオペラ (6/28観劇のレポート)7/6追加
Miyuki "WITH HOPE!!" (7/4観劇のレポート)7/7追加
LONDON BORING - ロンドンの退屈な日々 (7/4観劇のレポート)7/7追加
LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン (7/10観劇のレポート)7/12追加
それ行け!ロンドン駐在妻! (7/4観劇のレポート)7/13追加
FOOD FOR SOUL 7/19追加
オペラ三昧イン・ロンドン(6/22,7/1,7鑑賞) 7/26追加

《Manon マノン》
ROYAL OPERA HOUSE
2010年6月22,25,28日/7月1,4,7,10日 全7公演  


Composer:Jules Massenet
Director:Laurent Pelly
Designer:Chantal Thomas
Lighting designer:Joël Adam

Conductor:Antonio Pappano
Manon:Anna Netrebko
Chevalier des Grieux:Vittorio Grigolo
Lescaut:Russell Braun
Comte des Grieux:Christof Fischesser
Guillot de Morfontaine:
Christophe Mortagne
(Guillot de Morfontaine:Guy de Mey 4,7,10/7)
Brétigny:William Shimell
Poussette:Simona Mihai
Javotte:Louise Innes
Rosette:Kai Rüütel§
Innkeeper:Lynton Black

メモ:
アントニオ・パッパーノAntonio Pappano (1959.12.30- イギリス)指揮
ロラン・ペリー Laurent Pelly (1962- フランス)演出
アンナ・ネトレプコ Anna Netrebko (1971.9.18 - ロシア)ソプラノ
ヴィットリオ・グリゴーロ Vittorio Grigolo (1977.2.19 - アレッツォ生まれのローマ育ち)テノール
ラッセル・ブラウンRussell Braun (1965.7.19 カナダ出身) バリトン
クリストフ・フィシェサー Christof Fischesser ( ドイツ Wiesbaden) バス
ウィリアム・シメル William Shimell (1952.9.23 - イギリス) バリトン

関連記事:
 [マスネ《マノン》]
ヴィットリオ・グリゴーロの「言い過ぎ」事 件 《マノン》の公演を控えてのインタビュー記事の件
ROYAL OPERA HOUSE マスネ作曲《マノン》で劇場デビュー★RISING STAR★
ビリャソンの代役に...グリゴーロにもついにお鉢が回ってきました.....
ドイツのオペラ雑誌"OPERNGLAS"の記事 キャリアについて語っている
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コメント 8

つるびねった

こんにちは。
わたしのブログをリンクしていただいてどうもありがとうございます。
グリゴーロさんは初めてでしたが、こんなステキな人がいるのかってびっくりしました。ほんとに凄かったです(こんなことしか言えなくてごめんなさい)。彼のプッチーニとか聴いてみたいです。彼はまだ若い歌手ですし、これからの大活躍が約束されていますよね。たくさん聴ければいいなって思います。
keyakiさんは、どのようにグリゴーロさんを知ったのですか?ブログのどこかに書いてあるのかな。
by つるびねった (2010-06-29 05:38) 

keyaki

つるびねったさん
ご訪問ありがとうございます。
私がオペラにはまる切っ掛けがルッジェーロ・ライモンディだったので、グリゴーロを知ったのもライモンディ絡みなんです。
ライモンディがメインのブログにグリゴーロを知った経緯が書いてあります....
http://keyaki.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300320899-1
上記アドレスの記事の下の方、
★ワシントンのジェンナーロはヴィットリオ・グリ ゴーロに...
★2足のわらじ....ほんもののテノール歌手 ヴィットリオ・グリゴーロ
★ブログ別館《ヴィットリオ・グリゴーロ》開設

あたりを読んでみてください。
ワシントンにいるライモンディファンの方が、グリゴーロがフィリアノーティの代役に決まった時に、「昨年ボエームで聞いたけど、歌も素晴らしいし、とってもキュートで大人気だった.....これで、ルクレツィアがルネ・フレミングの日のチケットは最初から完売だったけど、ソンドラ・ラドヴァノフスキーの日もとりにくくなるかも....」ということでしたので、俄然興味を持ったということなんです。

で、はじめてグリゴーロの歌を聞いたのが、WNOのボエームのビデオクリップで、彼の声と歌に惚れました。
http://colleghi.blog.so-net.ne.jp/2008-06-15
by keyaki (2010-06-29 10:54) 

Primrose

こんにちは。初めてコメントさせて頂きます。
ロンドン在住のもので、今回のマノンは3回見る予定にしていて、今日(日曜日)はマチネに行ってきました(2回目)。グリゴーロは今日も素晴らしい演技と声!拍手大喝采でしたよ。
keyakiさんも書かれているように、初日よりも演技に力が抜けて、より素晴らしいデグリューになっていると思いました。グリゴーロは、今回初めてだったので、keyakiさんのおかげで、いろいろと知ることができました。ありがとうございます。
次のROHは、こちらのブログの予定欄によるとファウストのようですね。楽しみです。
by Primrose (2010-07-05 04:59) 

keyaki

Primroseさん
コメントありがとうございます。
ロンドンは、さすが大都会、在住のオペラファンの方が大勢いらっしゃるので、皆様の感想楽しみにしていました。

ROHの会員用の冊子に紹介記事で、『ポピュラーでの成功が、熱狂的なオペラ愛好家たちが彼をまじめに受け入れることの妨げになる理由が彼には理解できない。』というくだりがありましたが、これで、オペラ歌手として認められたということですから、グリゴーロも嬉しいでしょうね。

>次のROHは、こちらのブログの予定欄によるとファウストのようですね。楽しみです。
これは2009年発売のドイツのオペラ雑誌の情報なので、どうなるかはわかりませんが.....来々シーズンあたりには期待できそうですね。
by keyaki (2010-07-05 21:47) 

つるびねった

なれそめのことわざわざ教えてくださりどうもありがとうございます。
ワシントン・ナショナル・オペラで歌ったのがきっかけだったんですね。これはちょっと嬉しいです。以前USに住んでいたとき、ワシントン・オペラは地元のオペラ・ハウスとして贔屓にしていたのです。グリゴーロさんが歌うよりずいぶん前の話ですが。まだ人気爆発前のネトレプコさんやオペラリア出身の森麻季さんが歌ってました。もちろんドミンゴさんも。
USの地方の歌劇場ってこらからの方がよく歌うので面白いんですね。
by つるびねった (2010-07-11 08:02) 

Primrose

最終日も観てきました。今日のグリゴーロも拍手喝采で、足踏みまであって、観客も大喜び。教会のシーンの最後で、グリゴーロはシャツをいつも少し開けるのですが、今日は今までで一番、開けていたと思いました。筋肉もついていて鍛えられていました。
次はファウストのようで、楽しみです。
by Primrose (2010-07-11 08:22) 

keyaki

つるびねったさん
アメリカは、やっぱりメトに出ないと....みたいですけど、グリゴーロのボエームは、サイマルキャストとかで、同時に公園?の大画面で上映されて、それを、たまたまワシントンにいた甥っ子が見てるんですよ。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/euridiceneedsahero/view/20070924

どうやら、アメリカ国内の大学とかには貸し出しして上映しているようなんですけど....どこかから映像が出て来ないかな...と思っていますが、なかなか出てきません。

ROHの公園も、ドミンゴのシモンがテレビ放送されるようなのに....ドミンゴのシモンは、メトもスカラ座もあるのに......ブツブツ.....

by keyaki (2010-07-11 10:13) 

keyaki

Primroseさん
私もネット放送聞いてました....ということは、あの拍手の中にPrimroseさんの拍手もあったということですね。

グリゴーロはスポーツ万能だそうです。オペラの公演をいつもテニスマッチに例えてしゃべってますし、フェデラーのファンでお友達なんだそうです。ちゃんと読んでないんですが、ちょうどウィンブルドンと重なったので、テニスとグリーゴーロについての記事がありました。読み間違いでなければ「歌は4才、テニスは6才から....」って書いてありました。
フォーミュラ??カーレースにも出ていたのは有名みたいです。レーサーにもなりたかったそうですが、あるとき、事故で肋骨を痛めて、コンサートをキャンセルしたことがあって、どちらかの道を選ばなければならないと決心して、レーシングカーを売り払って歌手の道に専念することにしたんだそうです。
オペラ歌手は、運動神経がよくないと勤まらないですね。

連絡先メールですが、今までは、左サイドのプロフィールにちゃんとメールアドレスが表示されていたのですが、いつのまにか、このブログの仕様が変わって、表示されてないんですね。教えて下さってありがとうございます。さっそくプロフィールのところにアドレス記載しました。
by keyaki (2010-07-11 10:31) 

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