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Buon Natale!(2):ヨハネ・パウロ2世へのオマージュ"Non abbiate paura"と"Caruso" を歌う ☆ LA7.itのインタビュー番組で貴重映像 25才のネモリーノ [イベント、TV、ラジオ]

 グリゴーロは、2007年にローマでゼッフィレッリの「椿姫」に出演以降、ローマでの公演がありませんでしたが、12月21日(テレビ放送は24日)にクリスマス・コンサート、23日にはLA7.itの番組 "Prossima fermata" にゲスト出演しました。
 コンサートでは、"Non abbiate paura"と"Caruso"を歌いました。ルーチョ・ダッラの「カルーソ」は、グリゴーロの2枚目のCDアルバムにもありますし、パヴァロッティも歌っていて、お馴染みの曲です。"Non abbiate paura"は、はじめて聞く歌でした。"Non abbiate paura (恐れるな)"は、ヨハネ・パウロ2世(在位1978年~2005年)の信仰のメッセージ、 ''Non abbiate paura, vi prego, vi imploro con umilta' e con fiducia permettete a Cristo di parlare all'uomo.."をモチーフにした歌です。。グリゴーロがコンサートで歌った曲は、ヨハネ・パウロ2世の列福(2011.5.1)を祝うために作曲され、マテオ・セッティMatteo Settiが歌ったものです。作曲Giorgio Mantovan、作詞 Francesco Fiumanoで、挿入されているヨハネ・パウロ2世の言葉は、1978年10月22日の教皇就任のミサの説教の録音の抜粋で、使われている映像とともにヴァチカンから提供されたものです。
 前記事にも書きましたが、グリゴーロはヨハネ・パウロ2世在位中にバチカンの少年聖歌隊のソリストでした。



 グリゴーロは12月23日にLA7.itの番組 "Prossima fermata" にゲスト出演しました。19分のインタビュー(YouTubeには11分の短縮版)ですが、ほんのちょっとローマ歌劇場の貴重な映像が流されました。2007年のゼッフィレッリ演出の「椿姫」の映像はめずらしくはないのですが、2002年の「愛の妙薬」は、貴重です。25才のネモリーノ......本当に素晴らしい声でこの若さで抜群の安定感じゃないですか。最後にクリスマスの歌をちょっとだけ披露しています。

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関連記事:
ドニゼッティ《愛の妙薬 L'Elisir d'Amore 》ネモリーノ:2002〜2004年
Buon Natale!:Rai2(TV)とRTL(ラジオ)で放送:クリスマス・チャリティーコンサートConcerto di Natale, XIX edizione
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Buon Natale!:Rai2(TV)とRTL(ラジオ)で放送:クリスマス・チャリティーコンサートConcerto di Natale, XIX edizione [コンサート]


 12月21日にローマのオーディトリュムで開催されたクリスマス・チャリティー・コンサートが24日のクリスマス・イヴの午後9時(日本時間25日の午前5時)からテレビとラジオで放送されました。最初は予定されていなかった、レナート・ゼロRenato Zeroも出演することになったのが、数日前に話題になっていました。テレビは国内限定で視聴できませんが、5時起きしてFM放送を聞きました。出演者は、17人と3団体で、それぞれ2曲づつ歌いましたので、次々歌を流していましたが、2時間ちょっとの番組でした。

 イタリア国歌"L'inno di Mameli"の演奏で始まり、アーティストの演奏は、レナート・ゼロの"La vita è un dono"からはじまって、グリゴーロの"Caruso"が「とり」で、最後は出演者全員で"Silent Night"を歌って幕を閉じました。イタリアに「とり」という考えがあるかどうかは知りませんが、どこでも最初と最後は重要なんだと思います。しかし、出演者の中で知っている名前は、グリゴーロ以外では、レナート・ゼロとディオンヌ・ワーウィックだけというのも、私の趣味の狭さ...というか歳を痛感しました。グリゴーロ以外にオペラ界?からマルタ出身でローマで勉強中?のソプラノがグノーのアヴェ・マリアを歌いましたが、はっきり言って下手でした。あがっていたのかも知れませんけど....。

 グリゴーロのもう一曲は、2011年に列福されたPapa Wojtyła (前法王ヨハネ・パウロ2世/在位1978年~2005年)へのオマージュ"Non abbiate paura"で、歌の途中で、ヨハネ・パウロ2世の言葉が流されます(右MP3)。グリゴーロは9才から14才まで5年間ヴァチカンで音楽と学校教育を受けていて、司会者も紹介していますが、パウロ2世の在位中に聖歌隊のプリモ・カンタトーレだったんですね。そう言えば、13才の時、演奏旅行から帰って、法王様にエスプレッソをお運びした時にローマ歌劇場で「トスカ」に出演するように言われた....とか言ってました.....”Opera News”2010年9月号のヴィットリオ・グリゴーロの特集記事に、「1990年、ローマ歌劇場は《トスカ》の3幕のために牧童を必要としていた。ヴァチカンが、たまたまヨハネパウロ2世にコーヒーを持って来たシスティーナ聖歌隊のソリスト、ヴィットリオ・グリゴーロを提供した。」とあります。

★出演者 Renato Zero,Dionne Warwick,Al Banoと(Vittorio grigolo facebookから)

◎参考:出演者と曲目 RAI DUE - CONCERTO DI NATALE

メモ:ヨハネパウロ2世は広島を訪れたことがありますが、世界平和記念大聖堂(カトリック教会)に胸像が建てられています。


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LAオペラ「ロメオとジュリエット」レビューいろいろ [グノー:ロメオとジュリエット]

 LAオペラの「ロメオとジュリエット」のレビューは、いつものようにネット上にたくさんアップされましたが、グリゴーロのロメオは、ほんの数ヶ月前のスカラ座の公演で、絶賛とも言える評価を受けていますので、ロサンゼルスでも同様に好評なのは当然ですが、当地では、2005年のビリャソンとネトレプコのゴールデンカップルの「ロメオとジュリエット」の再演ということもあって、そのことを踏まえてのレビューが多かったようです。ビリャソンの時とは違って、演出家がグリゴーロの運動能力を生かすような演出をしたのではないかと思いますが、「グリゴーロは、猫とか猿とか、シルク・ドゥ・ソレイユでも通用する.....」というレポートもありました。
・結婚式の夜のベッドでのデュエット

★Opera Warhorses:Vittorio Grigolo, Nino Machiadze Sublime in Ian Judge’s Romantic, Erotic “Romeo et Juliette”
グリゴーロは、また他のどの男性歌手よりも魅力的な体格と運動能力を備えている。ベッドシーンの場面(上のyouTube)で、彼は、ほとんどヌードで、ナイチンゲールではなくヒバリが歌っていると気づいた時に、あわてて、シャツと下着を着てベッドから飛び出した......

★Los Angeles Times:Vittorio Grigolo has energy to spare as Romeo
「ロメオとジュリエット」のレビューというよりは、グリゴーロについての記事。
LAオペラのロメオ、若いテノールVittorio Grigoloは、世界トップクラスの声とスターパワーでチャンスの波に乗っている......
ワシントンDCの「ルクレツィア・ボルジア」では6フィートの台に飛び乗って観客を驚かせましたが、8フィート(約2.4m)のフェンスをあっというまに登った....とかLAの人たちを吃驚させたようです。
「今は、劇場側が、いつ何を歌いたいか尋ねてくれる幸運な立場を得た....ずいぶん先のスケジュールが決まっているけど、次のオペラのこととか来年のことは考えたくない.....今が大事、クラシックの世界では、ポップ風なものを軽蔑しているのは分っているが、僕は気にしない......」と、いつものように語っています。

★Opera magazine(オランダ)Grigolo en Machaidze overtuigen in de liefde
「....グリゴーロとマチャイゼはティーンエイジャーのように見えたし、優れた役作りだった.....グリゴーロはカプレッティの大きな門を難なく乗り越え、ジュリエットのバルコニーに登りながら、素晴らしい高音を聞かせた。‘Leve-toi Soleil’ は魅力的だった。.....」

★OPERA THEATER INK:LA Opera’s Roméo Knows How to Make the Moves
「...グリゴーロのように楽々と動けるオペラ歌手を見たことがない。彼が、このような美しい声に恵まれていなければ、シルク・ドゥ・ソレイユ Cirque du Soleil のオーディションを受けるべきだと言いたい。...」

★Robert D. Thomas:OVERNIGHT REVIEW: LA Opera's "Roméo et Juliette" at Dorothy Chandler Pavilion
「グリゴーロとマチャイゼは理想に近いロメオとジュリエット....LAオペラのゼネラルマネージャーのドミンゴは、ロメオとジュリエットにふさわしいい歌手が現れるまで再演を待った...と語っている。」

★Opera West:Vittorio Grigolo and Nino Machaidze in Sensational Los Angeles “Roméo et Juliette”
「猫並のスピードと優雅さ、猿並の身軽さ......声は男性的で高音もすばらしく安定している......」

★Splash magazines:Roméo et Juliette at LA Opera Review - Opera at Its Best
「とても説得力のあるカップル......」

★EDGE Los Angeles:Romeo et Juliette
「...グリゴーロは、アラーニャやリチートラよりも大きな潜在的才能を持っている......グリゴーロは、私に若き日のホセ・カレーラス、更にマリア・カラスと共に素晴らしい歌を聞かせたジュセッペ・ディ・ステファノを思い出させた。...」

◎LAオペラのパーティー:
Romeo, Juliet, Placido Domingo and More Cast Members Join LA Opera Party

ロサンゼルス市長、ドミンゴ、Vanessa Williams...その他との写真が見られます。

◎YouTube 再生リスト:'Roméo et Juliette'

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スカラ座 2011・2012シーズン開幕:Corriere della seraのインタビュー記事 [インタビュー&記事]

 ミラノ・スカラ座2011/2012シーズンが、はじまりました。開幕公演は「ドン・ジョヴァンニ」、指揮はバレンボイム、演出はカーセン、素晴らしい、期待はずれ...いろいろあるようですが、歌手は総じてまあまあ好評のようです。ドン・カルロでスカラ座と喧嘩別れしたフィリアノーティがドン・オッターヴィオで復帰とかアンナ・ネトレプコが「ロシア語のオペラはいやよ、ベルカントかフランスのオペラを歌いたいの!」と公言していたんですが、ベルカントとはいきませんでしたが、イタリア語オペラに初出演というのも話題ですが、フィリアノーティは、術後の不調をまだ引きずっているようですし、ネトレプコは、それなりにいいけど.....ちょっとね.....見た目はマトリョーシュカだし、歌は、モーツァルトじゃないよヴェリズモじゃないの....まるでジョルジェッタ(外套)だね....マンマ・ミーア!マイクから声が.....というような感想もあって、ウィーンとかメトとかロンドンのように大人気ということもないようです。ちなみにネトレプコは、2000年10月にゲルギエフ指揮の「戦争と平和」に出て以来、11年ぶりのスカラ座です。

 今シーズンといっても来年の秋ですが、グリゴーロは、「ボエーム」と「リゴレット」に出演します。どちらも定評のある役ですし、今歌うのにふさわしい役ですので、スカラ座での評価が楽しみです。
 期待の若手イタリア人テノールだったフィリアノーティは不調ですし、更に若手のフランチェスコ・メーリは、なにを血迷ったかマンリーコなんか歌っちゃうし........地道に着々とキャリアを積んでいるグリゴーロがイタリア人テノールの期待の星ですね。
(写真右:大成功だったLAオペラの「ロメオとジュリエット」の最終公演後のサイン会、ニーノ・マチャイゼと。彼女とはスカラ座の「リゴレット」でも共演します)

 今シーズンはじまったばかりですが、来シーズンの開幕公演は「ローエングリン」キャストは、カウフマン、ハロテロス、パーペ、ヘルリツィウス、指揮はもちろんバレンボイム、演出がグートだそうです.....ベルリン国立歌劇場ミラノ支店というかんじですね。
参考:最近のスカラ座開幕公演
2006アイーダ、2007トリスタンとイゾルデ、2008ドン・カルロ、2009カルメン、2010ワルキューレ、2011ドン・ジョヴァンニ、2012ローエングリン

 さて、シーズン開幕にあたって、Corriere della sera で特集記事がいろいろ組まれたようですが、その中に、グリゴーロのインタビュー記事も掲載されました。

Grigolo, teatro e tv. «Un po’ di narcisismo 
fa bene alla lirica»
 Daniela Zacconi/
6 dicembre 2011 (PDF)

★テノールのグリゴーロ、劇場とテレビ "ちょっとしたナルシズムがオペラには好都合"/ボエームとリゴレットを引き受けたアレッツォ出身の歌手

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シュロス・フェストシュピーレ2012でコンサート(2012.7.18) [今後のスケジュール追加・変更]

 ドイツバイエルン州、レーゲンスブルグのトゥルン・ウント・タキシスThurn und Taxisの聖エメラム宮殿の庭で毎年開催される音楽祭の2012年のプログラムが発表されました。ヴィットリオ・グリゴーロのコンサートもあります。

野外音楽祭 Thurn und Taxis schlossfestspiele 2012(レーゲンスブルグの聖エメラム宮殿の庭)

7月13,14日:オペラ" Die Zauberflöte 魔笛"
7月15日:コンサート Katie Melua
7月18日:コンサート Vittorio Grigolo
7月19日:コンサート ABBA MANIA

 このコンサート、誰のコンサートか忘れましたが、映像で見た記憶があります。トゥルン・ウント・タクシス侯爵家の聖エメラム(St. Emmeram)宮殿は、バッキンガム宮殿より大きく部屋が500もあるとか.....夏にはその庭が開放されて音楽祭が行われますが、3万人以上の観客が訪れるそうです。トゥルン・ウント・タクシス家は郵便事業で財をなした貴族なんだそうです。
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オペラ雑誌l'opera 11月号:ROHのファウストのレビュー 「最高の表現的歌唱....」 [ファウスト]

263.jpg 9月〜10月に上演されたROHの「ファウスト」、ブログでも記事にしましたが、高評価レビュー目白押しでしたが、イタリアのオペラ雑誌でも最高の評価を得ました。6月のスカラ座の「ロメオとジュリエット」のレビュー(PDF)に続いて、9月号のオランジュ音楽祭の「リゴレット」も最高でしたし、Popera(ポップ系)での成功もオペラ界ではかえって批判の対象にされてしまっていたのも、オペラに専念宣言から流れが変わったということでしょう。クラシック純粋主義者もグリゴーロの実力を認めざるを得ないということですね。

 グリゴーロの部分だけ、いつものいい加減な訳をアップしますが、右の写真をクリックすると全文読めますので、こりゃないだろう...という場合には遠慮なくコメントお願いします。

★GRAN BRETAGNA Cronache da Londra a cura di Nicola Salmoiraghi:
『ファウストは、ヴィットリオ・グリゴーロだった。間違いなく、今現在の数名のすばらしいテノールのうちの1人であると言う事実を裏付けるようなみごと歌唱だった。その声は、明るく良く響き、自信を持ってものにした高音も含めて最高に美しく、大きく、輝かしく、豊かで、すべて前方に飛んでくる。それだけではなく更に、グリゴーロは、ささやくような歌唱、豊富なカラー、印象、イントネーションというような表現的歌唱の秘訣をもう習得していた。有名な 「Salu, demeure 清らかな住まい」が、グリゴーロのエキサイティングな演奏だとすれば、マルゲリータとの夜の二重唱は、本当に称賛に値する表情豊かなニュアンスで感動ものだった。グリゴーロは完全に「ラテン」(彼のデ・グリューとロメオのように)のファウストを演じる。彼の声のカラーが、それを持っているからであるが、それは、断じて欠点ではない。私たちは彼に現代性と一致した偉大なイタリアの伝統を感じる。』
*YouTube:ROH - Faust再生リスト
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