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Rigoletto a Mantova (2):その時 その場所 再現リゴレット "Live-Opernfilm" [リゴレットa Mantova]

 9月4日と5日に3回に分けて放送される "ライブオペラ映画" 《リゴレット》、現地マントヴァでリハーサルが行われています。1月17日からずっとネットで情報を追っていますが、長くなりましたので、新たな記事にしました。
 ヨーロッパの放送局は、次々プログラムを発表していますが、日本(NHK)では放送予定はないそうです。こういう文化的イベントにはぜひとも参加して欲しいと思いますが、どうなってるんでしょう....残念です。
 ドイツのテレビ局ZDFはかなり早くから熱心に取り上げています。ネットでリハーサルの写真が掲載されました。

2010年9月4, 5日 ライブ・オペラフィルム《その時その場所 再現リゴレット》衛星放送

場所:マントヴァとその周辺、Palazzo Te, Palazzo Ducale,Sala dei Mesi,Rocca di Sparafucile
アンドレア・アンダーマン Andrea Andermann制作
マルコ・ベロッキオ Marco Bellocchio監督
指揮:ズービン・メータ/Rai国立交響楽団 (Teatro Bibienaで演奏)

ソリスト:
プラシド・ドミンゴ Placido Domingo(Rigoletto)
ヴィットリ・グリゴーロ Vittorio Grigolo(Duca)
ユリア・ノヴィコヴァ Julia Novikova(Gilda)
ルッジェーロ・ライモンディ Ruggero Raimondi(Sparafucile)
ニーノ・スルグラーゼ Nino Surguladze(Maddalena)
ジャンフランコ・モントゥレソール Gianfranco Montresor(Monterone)
ジョルジョ・カオデゥーロ Giorgio Caoduro(Marullo)
レオナルド・コルテッラッツィLeonardo Cortellazzi(Borsa Matteo)
ジョルジョ・ガッティ Giorgio Gatti(Conte di Ceprano)
Kassandra Dimopoulou(Contessa di Ceprano)


今までの同様の企画「その時 その場所 再現◯◯」に対して日本のテレビ局の対応はどうだったのか.....

☆1992年ローマでの《トスカ》:アンダーマン制作、メータ指揮、グリッフィ監督、マルフィターノ、ドミンゴ、ライモンディ
NHKではすでにBS放送がはじまっていたが、全く放送されなかった。アジア地域では、生中継したかどうかは分からないが、韓国と中国はこの企画に参加していた。後日TBSが、1時間半か2時間の番組で五木寛之のインタビューとメイキングとハイライト版を放送。 Mehta-Domingo-Malfitano-R.Raimondi-nei luoghi nelle ore di Tosca−1992
「皆様のNHK」は、なんとDVDが発売されてから2009年3月16日にBS2で放送した。(情けない....)

☆2000年パリでの《椿姫》:アンダーマン制作、メータ指揮、グリッフィ監督、ホセ・クーラ、エテリ・グヴァザヴァ(新人)、ローランド・パネライ
またまた生中継は無し、後日、お正月だったかな.....BS2でメイキングと全曲放送。
(R.ライモンディがパパ・ジェルモンの予定だったが急病で出演できなかった.....代役はライモンディの親友で先輩のローランド・パネライ(1924.10.17)、76才だったが、ライモンディのたっての頼みで引き受けたものとおもわれる。)

☆2010年マントヴァでの《リゴレット》:アンダーマン制作、メータ指揮、ベロッキオ監督、ドミンゴ、グリゴーロ、ノヴィコヴァ、ライモンディ
NHKは放送の予定無し。国立のオペラハウスがある国とは思えない......こういう世界規模の文化的イベントに参加するつもりがないとは情けないとしか言いようがない。またDVDになってから放送するつもりなのか.....

参考:
☆YouTube紹介クリップ: Rigoletto a Mantova 2010 - Domingo - Grigolo - Novikova - Raimondi - Surguladze
注)ドイツでブロックされましたので、ドイツでは見られません.....自動的におやりになっているんでしょうが、無意味なことをしますね、◯ニーさん。

☆ZDF 番組紹介記事 "Rigoletto in Mantua"
☆ ZDF リハーサル写真:Probenbilder von "Rigoletto aus Mantua" - Musik im ZDF
☆マントヴァからのお知らせ Venerdì 27 Agosto 2010 10:04 - "Rigoletto”: stasera talk show in piazza Mantegna
☆ジルダのユリア・ノヴィコヴァJulia Novikovaについて:Das Milliarden-Spiel 1983年、ロシアのSt. Petersburg生まれ....若きキャメロン・ディアス....
☆8月12日からオーケのリハーサルがはじまり、16日から全体のリハーサル....L'Orchestra Rai suona a Mantova per il Rigoletto in mondovisione(8/29)


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マントヴァで《再現リゴレット》:ドミンゴのリゴレット!ヴィットリオ・グリゴーロ&ユリア・ノヴィコヴァ☆R.ライモンディも出演! [リゴレットa Mantova]

(2010.8.22)
★噂通り、ルッジェーロ・ライモンディもスパラフチレで出演。疑り深い私も写真が出れば納得。ほとんど69才の殺し屋ってのもなんですが、両手に贔屓歌手だなんて、素直に喜ばなくては....フランスのLe mondeの特集ブログのようですが、"riblogetto à mantoue"に詳しい記事と写真が掲載されています。(写真をクリックすると拡大します)

(2010.8.19)
★ Corriere della Sera(18 agosto 2010)にグリゴーロのインタビュー記事が掲載されましたが、どうやらライモンディも出るみたいです。「1992年のローマでの《再現トスカ》で羊飼いの役でドミンゴとライモンディと共演することになって、リハーサルまでしたのに声変わりでだめになったんだけど、この《リゴレット》でもライモンディも一緒なんだ.....」と話しています。もう1つ同じCorriere della Seraの記事"A Mantova con Domingo e Raimondi Un gala in Ticino per diffondere la lirica" でも、「グリゴーロとドミンゴと共に、オペラ界の大物、バスのルッジェーロ・ライモンディの名前も」と書かれています。

(2010.8.18)
★ORF(オーストリア放送協会)でも番組紹介記事が掲載されました。ヴィットリオ・グリゴーロ、プラシド・ドミンゴ、ユリア・ノヴィコヴァ...メインキャストも集まって着々と準備が進んでいるようです。下の写真以外にもORFのサイトで見られます。(2010.8.19)
mantova_rigoletto10.jpgmantova_rigoletto3.jpgmantova_rigoletto12.jpg


(2010.8.18)
★Rai.tvに30秒の宣伝用スポットRigoletto a Mantova - Promoのビデオクリップが出ました。歌手は誰も登場していません。うまく見られない方は、私の保存用でどうぞ


(2010.8.15)
★ロシア語のサイトで、キャスト一覧を見つけましたので記事に書き加えました。
スパラフチレがルッジェーロ・ライモンディになっています。まさか...とは思いますが、あとの主要キャストが正確なので、まさかのまさかということもあるかな...と思ったり....しかし、モンテローネがもれているのはなぜでしょう。ライモンディはカメオ出演ということでモンテローネがふさわしいと思います。
マッダレーナ役のニーノ・スルグラーゼは、すでに7月19日にマントヴァ入りして、準備しているようです。彼女自身のホームページのカレンダーに書かれています


(2010.7.28)
★世界138カ国衛星放送:放送時間(イタリア時間):9月4日(土)午後8:00/9月5日(日)午後2:00 と 午後11:15 (2010.7.28)


(2010.7.7)
★ジルダは、オルガ・パシェチニク Olga Pasichnykからロシア出身のJulia Novikovaに変更になりました。Theater Bonnからお知らせが出ました。(bonn-theater-bonn.pdf) 劇場も抜擢に大喜びで、全面的にバックアップということでしょうか。あとは今のところ変更はないようです。


◎以下2010.5.11記事: 
 Raiオーケストラのシーズン発表での情報です。各歌手の公式ホームページのスケジュールにはまだ載っていませんので、キャストは、あくまで予定ということでしょう。グリゴーロは、7月22,25,28,31日とイスラエル・フィル、メータ指揮で演奏会形式の《リゴレット》に出演予定ですから、これは9月の撮影に備えての準備も兼ねていると考えられます。ということで、この企画が中止にならない限り出演すると思います。

2010年9月4, 5日 ズービン・メータ指揮 《その時その場所 再現リゴレット》衛星放送

アンドレア・アンダーマン Andrea Andermann制作
マルコ・ベロッキオ Marco Bellocchio監督

場所:マントヴァとその周辺、Palazzo Te,Bibiena
指揮:ズービン・メータ
Rai国立交響楽団

リゴレット:プラシド・ドミンゴ
マントヴァ公爵:ヴィットリオ・グリゴーロ
ジルダ:オルガ・パシェチニク Olga Pasichnyk
ジルダ:ユリア・ノヴィコヴァ (2010.7.7変更)→→→
スパラフチレ: ルッジェーロ・ライモンディ(2010.8.15追記)?
マッダレーナ:ニーノ・スルグラーゼ (2010.8.15追記)
Conte di Ceprano: Giorgio Gatti (2010.8.15追記)
Contessa di Ceprano: Kassandra Dimopoulou (2010.8.15追記)
Giovanna: Caterina di Tonno (2010.8.15追記)


★ ユリア・ノヴィコヴァJulia Novikova (1983 - ロシア St. Petersburg出身)は、プラシド・ドミンゴ主催のコンクール"Operalia 2009" の優勝者。

ジルダのオルガ・パシェチニクは、はじめて聞く名前です。ウクライナ出身、1968年生まれ、ということは42才.....舞台写真とかポートレートを見る限り、雰囲気のあるきれいな人ですね。バロックとかモーツァルトが主なレパートリーで、ヴェルディは、ジルダだけをレパートリーにしています。

★撮影場所のマントヴァ、PalazzoTe、Giardino segreto(クリック拡大)

 交流ブログのkametaro07さんが、昨年、パリのバスティーユでパシェチニクが出演したオペラをご覧になっていました。"ロジェ王・・・Opera Bastille・・・2009/7/2"
★YouTubeにコンサートですが、オルガ・パシェチニクの"Caro nome"がアップされています。折れそうに細い......

情報元:
★Orchestra Sinfonica Nazionale della Raiの2010/2011シーズンに関する記事:
Orchestra Rai, andante sereno11/5/2010 (8:38)
Più la partecipazione al Rigoletto «nei luoghi e nelle ore di» in mondovisione da Mantova e contado il 4 e 5 settembre, con Zubin Mehta sul podio, Plácido Domingo ormai baritonalizzato sotto la gobba e poi Vittorio Grigolo e Olga Pasichnyk, perché anche l’occhio vuole la sua parte, come Duca e Gilda.(関係部分抜粋)
Comunicato stampa Concerti 2010-2011.PDF
Concerti fuori sede
Di tutto rilievo poi, gli appuntamenti fuori sede, nazionali e internazionali, che vanno dall’opera in diretta televisiva Rigoletto, da Mantova il 4 e 5 settembre,.....(関係部分抜粋)


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”Opera News” 9月号 Vittorio Grigolo :まさしく21世紀の産んだもの、現代の生き物そのもの [インタビュー&記事]

 "AMICI Journal" 夏号に続き、”Opera News”9月号に、ヴィットリオ・グリゴーロの特集記事が掲載されました。交流ブログのMadokakip さんが、定期購読されていて、8月7日に届いた、ホッカホカの記事を送って下さいました。ありがとうございます。
 ”Opera News”は、メトロポリタン・オペラ・ギルド発行の雑誌ですから、10月のグリゴーロの劇場デビューに向けてのキャンペーン開始! 鳴り物入りで大いに宣伝してもらって、ニューヨークのオペラ・ファンの期待感を煽っていただきましょう。

 ヴィットリオ・グリゴーロは、メディアからパヴァロッティーノという愛称で呼ばれた13才の時から注目され、その後もことあるごとにその都度いろいろな記事が書かれています。この”Opera News” の記事でも、33才という若さにもかかわらす、ヴィットリオ・グリゴーロがいかに「歌うこと」へのこだわり、信念を持った歌手であるのかを再認識させられる非常に興味深い内容となっています。
 たとえば、13才でローマ歌劇場で歌った経緯....グリゴーロ少年が、たまたまヨハネパウロ2世にコーヒーを持って来たので、決まったとか....ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂聖歌隊でどんな勉強をしたのか、ポップス系音楽(クロスオーヴァーではありませんから、クロスオーヴァーと呼ばないで下さい!)のこととか、グリゴーロの演劇的特質について.....演出家の要求よりも観客が求めているものを演じる....と語っていることとか。


★国際舞台で上昇中テノールたちに潜在するスター性
ヴィットリイオ・グリゴーロは、これを絶対確実に発見できるテノールのひとりである
彼は今秋ボエームのロドルフォでメトデビューする
By Matthew Gurewitsch
 

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イスラエル・フィル《リゴレット》演奏会形式(2010.7.22〜31)でマントヴァ公爵 [リゴレット]

 テルアヴィヴのイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 Israel Philharmonic Orchestra(IPO) 2009/2010シーズン最後を飾る《リゴレット》(演奏会形式)で、ヴィットリオ・グリゴーロはマントヴァ公爵を歌いました。
 グリゴーロのゲストブックに鑑賞した方が、『最高のリゴレットでした。またテルアヴィヴに来て下さい....素晴らしい演奏をありがとう』というコメントを寄せていました。今まで、レビュー等ネットで見つけることができませんでしたが、やっとレビュー発見、なぜかルーマニア語.....リハーサルの写真もありました。

gri_telavi_rigoleto.jpg
Zubin Mehta,Chen Reiss,Vittorio Grigolo
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団《リゴレット》でシーズン終了
(Ruth Guttman Ben Zwi , AnimaNews-Cultural)
『ヴィットリオ・グリゴーロは、声質も身体的にもマントヴァ公爵にピッタリで、非常に魅力的だった.....(もっといろいろ絶賛されていますが、ルーマニア語なので、詳細は控えます).....最後は、指揮者のメータ、ソリストたちに、会場の3000人が"Stand ovation"で、めずらしいくらいの大成功のうちにIPOのシーズンを終えた.....』ということです。9月の《再現リゴレット》も大いに期待できそうです。

ヴェルディ《リゴレット》イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 2010年7月22,25,28,31 全4公演
Zubin Mehta指揮
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

ソリスト:
ヒェン・ライス Chen Reiss, soprano...イスラエル出身、スカラの《ウェストサイド》でグリゴーロと共演
Elena Maximova, mezzo-soprano.....2008年マゼール指揮のヴェルディ《レクイエム》で共演
ヴィットリオ・グリゴーロ Vittorio Grigolo, tenor
レオ・ヌッチ Leo Nucci, baritone パオロ・ガヴァネッリ PAOLO GAVANELLI (7/13変更)
Alexander Tsymbalyuk, bass.....1976年ウクライナ出身
Daniela Skorka, soprano
Avital Deri, mezzo-soprano
Joseph Aridan (Ruiz/Messenger), tenor
Noah Brieger, baritone
Sorin Semilian, bass

日程:
[新月]22 July 2010   Haifa Auditorium(ハイファは、イスラエル北部の都市)
[新月]25 July 2010   フレデリック・R・マン・オーディトリウム(テルアヴィヴ)
[新月]28 July 2010   the Fredric R.Mann Auditorium (Tel Aviv)
[新月]31 July 2010   the Fredric R.Mann Auditorium (Tel Aviv)
(IPOのホームページ)

グリゴーロは2005年にハンブルグ州立歌劇場ですでにマントヴァ公爵を歌って、大変好評でした。久々の《リゴレット》ですが、この後、9月4日と5日にはマントヴァで《再現リゴレット》撮影、世界138カ国に中継され、ネットでも配信されます。2011年にはオランジュ音楽祭でも歌う予定になっています。

関連記事:
Tel aviv イスラエル・フィル《リゴレット》演奏会形式(2010.7.22?31)でマントヴァ公爵
《リゴレット》マントヴァ公爵(2005.9.30?):ヴィットリオ・グリゴーロ旋風巻き起こる


"AMICI Journal" 2010夏号 カバーストーリー Vittorio Grigolo [インタビュー&記事]

gri_amici03_2.jpgVittorio Grigolo by John Rizzo

 『フランク・シナトラは、そのヒット曲のひとつの中で、「あそこで成功できれば、どこでだって成功できる」と歌った。「あそこ」とは、もちろん、ニューヨークだ。とにかく、これは本当だ。オペラ歌手とメトロポリタン・オペラにとってまさに正しい。歌手の履歴書にメト出演が含まれていれば、この歌手が最高位に上りつめたということを証明する。メトは世界のナンバーワンオペラハウスと考えられているし、King of the Hill として歌手たちに他のどこよりも高額の支払いをする。二年前、ヴィットリオ・グリゴーロを本誌が紹介したとき、彼はオペラスターになる入口にいた。2010-11年シーズンにはメトで歌う。彼は喜びいっぱいに報告している。「複数の主要歌劇場と今後4年間分の出演契約をした」

 グリゴーロはメトと契約したというだけでなく、フランコ・ゼッフィレッリ演出、プッチーニの《ボエーム》の開幕公演でニューヨークデビューをするべく選ばれた。これは、17公演予定されている。グリゴーロがこの演出の開幕を担い、他の4人のロドルフォ役テノールより多くの公演で歌うことは、彼の才能が認められたということである。劇場運営者は観客の相当数は世界各地から最高のオペラを見ようとやってくることを認識している。毎シーズン、《ボエーム》を上演するのは、現在もっとも人気のある作品だからだ。このオペラの人気の理由のひとつは、ものすごく難しいテノールの華麗な歌唱にある。能力のあるテノールは伝統的に一幕に並ぶ数カ所のBと二つのハイCを歌う。大概は安心感と安全策をとって移調して多少下げて歌う。グリゴーロは下げない。"Opera News"で、「メタリックで光沢のある高音域の驚くほど力強いテノール」とか「スター性」があると評された男に我々は当然高いまま行く事を期待する。ヴィトリオは当然のように言う。「"Che gelida manina" のアリアでハイCをひとつ歌います。もうひとつは幕の終わりの最後の "amor,"を、原典主義者の好むプッチーニの書いたEではなくハイCにします」

 最近、ヴィットリオ・グリゴーロのキャリアは新たな驚きの局面を迎えた。ソニーと6つのCDを録音する契約を結んだのだ。グリゴーロによれば「この申し出はじっくり時間をかけて吟味しました。ソニーにはオペラ歌手はあまりいませんから・・クリスマス直後に契約しました」オペラ録音用の歌手がほとんどいないソニーが彼を選んだのもまた、ヴィットリオの突出した才能を示すものである。この会社はジャズやポップの大物、例えばルイ・アームストロング,マイルス・デイヴィス、ボブ・ディラン、デューク・エリントンそしてアレサ・フランクリンなどの所属が知られている。しかし、プラシド・ドミンゴやルネ・フレミングのような既成のスターの録音は出しているにしても、現在まで、オペラのチャンスはあまりつかんでいなかった。しかし、ソニーは、グリゴーロが録音する6つのアルバムのひとつはポップCDとすることを要求することによって、多少にしろ安全策をとっている。ヴィットリオは納得。彼の露出度を強化するメディアとして、ポップスの力を認識している。さらに、この若いテノールは、同じ世代の人たちとコミュニケーションしたいと思っている。今日、オペラよりポップミュージックのほうが、この目的をより達成することを否定できる人がいるだろうか。

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"AMICI Journal" 夏号 発売されました (Vittorio Grigoloの独占インタビュー記事) [インタビュー&記事]

 シカゴのイタリア系アメリカ人向けの季刊誌"AMICI Journal" 夏号が、やっと発行されました。私の手元にはまだ届いていません....というか、いろいろ事情があって届くかどうかも分かりませんが、交流ブログのMadokakipさんがグリゴーロのページを送って下さいました。ありがとうございます。


 写真をクリックすれば字が読めるくらいに拡大しますが、内容については後日記事にするつもりです。ROHの《マノン》のリハーサル中、恐らく6月にインタビューしているようです。今後の新情報もちょっぴりあります。

関連記事:
シカゴのイタリア系アメリカ人向けの季刊誌 "AMICI Journal" 夏号にVittorio Grigolo の独占インタビュー
[インタビュー&記 事]
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アンジェラ・ゲオルギュー 両手にアルフレード(Vittorio Grigolo & James Valenti ) [その他]

 アンジェラ・ゲオルギューのウェブサイトにこんな写真が......アンジェラ姉さん両手に花といいますか、両手に若いテノール君でご満悦。"With Vittorio Grigolo and James Valenti after the performance of Manon, ROH "と注釈が付いています。

 この写真は、7月8日からはじまる《椿姫》のヴィオレッタ&アルフレードのカップルが、《マノン》終了後のヴィットリオ・グリゴーロの楽屋を訪問したようです。グリゴーロは、まだ衣装のままですね。この三人、実は知らない仲ではないんです......グリゴーロは、ゲオルギューとは2006年プロムスのコンサートで出会ってますし、2007年ローマでゼッフィレッリ演出の《椿姫》でも共演、ジェイムズ・ヴァレンティとは2004年にジェノヴァ(カルロ・フェリーチェ)の《キャンディード》で共演しているんです。

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