So-net無料ブログ作成
検索選択

オペラ歌手と喫煙:グリゴーロのゲストブックから( 2008.11.29) [その他]

 ヴィットリオ・グリゴーロのホームページは、略歴、今後のスケジュール、フォト・ギャラリー、レビューの他、ユニークなのが、劇場の衣装係さん用のだと思いますが、詳細なサイズ(靴、手袋、膝・肘下、首まわり等々)が公表されていたり、ゲストブックがトップページにあって、最新のメッセージが見えるようになっていることなんです。それで、ついつい読んでしまうんですけど....時々本人が出て来るというのも特徴です。私は、情報収集のため毎日行って見ていますが、同僚の歌手さんからの私信のようなものもあって面白いんですよ。ところが先日、「ダーウインが来た!」の「ひげじい」風に言えば、「ちょっと待ったぁ〜」のカキコミが。

続きを読む


nice!(0)  コメント(11)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

ヴェルディ作曲:《Tantum ergo》ムーティ指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(2000.11.16)★MP3 [スカラ座コンサート2000ムーティ]

 すでに、ヴィットリオ・グリゴーロ、23才でミラノ・スカラ座デビュー(2000.11.16)という記事を書きましたが、この時の放送の録音を入手しました。

★テノールとオーケストラのための宗教的声楽曲(1837) " タントゥム・エルゴ Tantum Ergo "
『大いなる秘跡 Tantum Ergo (Sacramentum)』
(歌詞はラテン語によるカトリック聖歌)
Tantum ergo Sacramentum.
Veneremur cernui: 
Et antiquum documentum
Novo cedat ritui:
Praestet fides supplementum
sensuum defectui.
かくも尊き秘蹟をば、我ら伏して拝み奉らん。いにしえの式は過ぎ去りて、新しき祭りはなれり。願わくは信仰の、我が五感の足らざるところを補えよかし。

Genitori genitoque
Laus et jubilatio:
Salus,honor,virtus quoque
Sit et benedictio: 
Procedenti ab utroque 
Compar sit laudatio.
Amen. 
御父と御子に、誉と喜び、礼拝と御栄え、力と祝福あれ、二位より出で給う聖霊もまた共に称えられよかし。アーメン。

♪Youtubeにもアップしました。
ヴェルディは1813年生まれですから、24才の時の作品。歌詞は聖歌からですが、楽しい曲です。ヴェルディというよりはロッシーニっぽい....

続きを読む


nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

WNO《ルクレツィア・ボルジア》舞台写真:グリゴーロのフォト・ギャラリーより転載 [ルクレツィア・ボルジア]

 2008年11月1〜17日 にワシントン・ナショナル・オペラで上演された新演出の 《ルクレツィア・ボルジア》の舞台写真がグリゴーロのホームページにたくさん追加掲載されました。 レビューや感想を読んで、いろいろ想像していましたが、本当にいきいきした素晴しい舞台だったことがよくわかります。
 最後の場面で、ライモンディ扮するアルフォンソ公が、自分の勘違いの嫉妬でルクレツィアを死なせてしまったことを嘆くという演出だったそうですが、ルクレツィアの遺体を抱きかかえて幕....だったんですね。
 "BORGIA"の"B"を蹴っ飛ばしたとか、6フィートくらいある牛の彫像のある台座にひとっ飛びで乗ったというレポートがありましたが、台座に乗って、上から足で"B"を蹴っ飛ばしたってことかしら。しかし、この高さを飛び乗るって体操選手並ですね。
※RRファンの鑑賞レポートを再度読んでみました。一幕でゴンドラがあったところに"BORGIA"の名前とトップには雄牛の彫像が据えられている大きなレンガの台座が出現。ジェンナーロは、台座のトップに飛び上がって、座って、"B"の文字を足で蹴って取り除いた....ということです。

グリゴーロのHPのフォト・ギャラリーから転載:クリック拡大(2008.11.26)



ビデオクリップ

ルクレツィアを母とも知らずに身の上話をするジェンナーロ


↓前に掲載した写真:クリック拡大






関連記事: 《ルクレツィア・ボルジア》関連
←ライモンディファンのところから頂いて来ました。ちょっとピンぼけですが....
若者組(オルドリッチとグリゴーロ)と
年寄り組(ドミンゴとライモンディ)
ルクレツィアはポスターと同じ格好してますね。

グリゴーロのスリーサイズ:バスト104,ウエスト85,ヒップ99
nice!(1)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ボローニャ歌劇場《さまよえるオランダ人》舵取り(2000.11.29〜12.16) [さまよえるオランダ人]

 ヴィットリオ・グリゴーロは、ボローニャ歌劇場2000/2001シーズンでは、「小さい役」ながら、いろいろ出演しています。当時、23才ですので、研修生みたいなものだったのかもしれません。シーズン開幕公演《さまよえるオランダ人》では「舵手」で出演、RAI3でライブ放送されました。

★新演出《さまよえるオランダ人》2000/01シーズン開幕公演、11月29〜12月16日 全9公演
指揮:ダニエレ・ガッティ
演出・舞台・衣裳:ヤニス・ココス Yannis Kokkos

キャスト:
オランダ人:グリア・グリムスレイ Greer Grimsley
ダーラント:ハンス・チャマー Hans Tschammer
ゼンタ:ガブリエレ・ マリア・ロンゲ
エリック :ヨルマ・シルヴァスティ Jorma Silvasti
マリー : チンツィア・デ・モーラ Cinzia De Mola
舵取り: ヴィットリオ・グリゴーロ
2000.11.29 RAI3ライブ
ボローニャ歌劇場管弦楽団、合唱団  11月29、12月1,3,5,6,7,9,14,16日、全9公演
★参考:リブレット"Der Fliegende Holländer"

★「舵手」の部分の音声ファイルをアップします。
第1幕:船長ダーラントは舵手に見張りをたのみ、他の船員たちと船室におり、眠りにつく。
iPad/iPhone用mp3

舵手は郷愁の歌をうたい、睡魔におそわれ眠り込む。
舵手のアリア、「はるかなる海から雷と嵐とともに"Mit Gewitter und Sturm aus fernem Mee"」
iPad/iPhone用mp3

不気味な船が現れ錨をおろす。オランダ人の船長が上陸して「期限は切れた....」と呪われた身の上を歌う。
やっぱりオランダ人(グリア・グリムスレイ)の歌もアップしないと失礼ですよね....
iPad/iPhone用mp3

ダーラントが船室から出て来て、近くに見知らぬ船が停泊しているのに驚き、眠りこけている舵手を起こす。舵手は隣の船に声をかけるが応答はない。
iPad/iPhone用mp3
ダーラントは陸にオランダ人がいることに気づき、声をかけ、オランダ人を自分の家に招待することにする。ダーラントに娘がいることを知ったオランダ人は、娘を妻にくれるなら、全財産をさしあげよう...という。ダーラントは、本当かと疑いながらも喜んで娘を差し上げようと約束する。

おりから南風が吹き始め、船は錨を上げ、水夫たちの歌う「遠い海から嵐と一緒にやってきて」にのせて、ダーラントの故郷に向かって出帆する。
iPad/iPhone用mp3

第3幕:ダーラントの船の上では水夫たちが飲めやうたえと騒いでいる。そこへ村の娘たちもやってきてこえを合わせる。
「舵手よ、見張りをやめよ!"Steuerman, lass die Wacht"」
オランダ人の船は、ひっそりと静まりかえっているので、一緒に酒を飲もうと声をかける...しかし、オランダ船からは何の返事もない。
iPad/iPhone用mp3

このプロダクションは、2004年にミラノ、2008年には、セビリアのTeatro De La Maestranzaで上演されている。(写真:クリック拡大)

参考:ボローニャ歌劇場 2000/2001シーズン:
ガッティ指揮《さまよえるオランダ人》(新演出) :11月29、12月1,3,5,6,7,9,14,16日
ガッティ指揮《ランスへの旅》:2001年1月24,26,28,30日 2月1,3,4日
カッレガーリ指揮《ルクレツィア・ボルジア》(新演出):2001年3月1,3,4,7,8,10,13,14日 2月1,3,4日
ベニーニ指揮《一日だけの王様》:2001年4月4,5,7,8,10,11,12,13日


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

WNO《ルクレツィア・ボルジア》感想いろいろ:素人さんの言いたい放題 [ルクレツィア・ボルジア]

 11月1日から17日まで7公演、ヴィットリオ・グリゴーロは予定通り全公演出演しました。皆勤賞です。いつものように彼自身のホームページに、皆さん応援ありがとう....メッセージを掲載しています。
 この公演は、ひとえにドミンゴ総裁の人脈のお蔭だと思いますが、アメリカの地方劇場では考えられないような豪華キャスト、演出、衣裳も話題になりまし、特にグリゴーロの八面六臂の活躍ぶりは、ネット上からだけでも伝わって来ました。
 専門家の評論は出揃いましたので、一般観客の感想をまとめて紹介します。専門家のようにかまえてませんから、一般のレポートの方が、言いたい放題みたいな面もありますが、正直で面白いです。皆さんグリゴーロの並外れた才能にノックアウトされたようで、今までこんなテノール見たことも聞いたこともないよ!とその興奮状態が伝わって来るようなレポートです。アメリカの有名オペラフォーラムでも話題になっていましたが、グリゴーロが良かったというメッセージに対して反対コメントは見当たりませんでした。
 私が注目し始めてから、ジュネーヴの《ドン・カルロ》、チューリヒの《ルチア》《椿姫》と快進撃が続いていますが、《ルクレツィア・ボルジア》でも、その勢いはとどまるところを知らず、観客を沸かせたのは間違いないようです。

11月1日と9日 鑑賞  フォーラムから
ジェンナーロ役であり、イタリア人ロックスター兼オペラ歌手ヴィットリオ・グリゴーロに対して、たくさんの新聞記事が書かれた。確かに、彼はものすごくハンサムなだけではなく、舞台で見たなかで、若いころのアダム・クーパー以後、最高にセクシーだ。彼の一挙手一投足はまさにセックスアピールそのものだ。ほんとセックスそのもの。そして、ひどくがっかりさせられることには、彼は歌えるだけでなく、すごくうまく歌うし、そのうえ、抜群の様式感と音楽性を備えている。他のドラマチック・イタリアンテノールと並べれば、その声には、金属的な感じとか、衝撃的な勢いには欠けているかもしれない。だけど、リリックとしては、非常によく訓練されていると思う。呼吸に余裕がある。一幕でのフレミングとの二重唱や三重唱ではどこで息継ぎをしたのかわからなかった。それに、高音をたやすく出すし、そのうえ、まさに人物になりきっている。このような役に選ぶなら、最良の選択肢は、彼とマルタの鷹 The Maltese Falconしかいないね。
すでにジュネーヴでドン・カルロを歌ったが、私としては、彼にとって大きすぎる役や早すぎる役の依頼は断ってほしい。適切にやれば、彼の才能には限りがないと思う。初日の公演で、彼は明らかにシャツを着ていなかった。残念ながら、後の公演ではわからなかったが、すべて順調だったのだろう。
そうそう、見栄えのいい歌手は、それだけで歌はダメと決めつけている不思議なオペラ通がいるんですよ。そういう人たちにとっては、悔しいぃぃぃということでしょうね。

11月1日 鑑賞  フォーラムから
ヴィットリオ・グリゴーロは、すばらしいテノールだ。魅力的なレガートと鳴り響く高音。私にとって、彼はこの公演のスターだった。

11月1日 鑑賞  フォーラムから
若いころのコレッリを思い出した。舌足らずさやイタリア的マンネリズムはないけど。声は強く、高く鳴り響く。背が高くて、スリムで、ワイルドな髪型だった。やってくれるかもって期待してた通り、オペラの終わりに、ぴったりのパンツ(=ズボン)だけになった。途中どこかでシャツを脱いじゃったんだ。男らしくたくましいテノールだけど、高性能の双眼鏡なしで見た限りでは、胸毛はなかった。これ、減点。(笑

11月5,7,9,11日 鑑賞 RRファン
グーグル検索で彼のホームページを見つけて、行ったんだけど、要するに「ポペラ」とかクロスオーバー歌手だと思った。ワシントンオペラが近いうちにアンドレア・ボチェッリを出演させることになっているということからも、グリゴーロがああいう類の歌手じゃないとは思えなかった。でも、友だちの何人かは、グリゴーロを見たことがあって、相当良いと言っていたので、自分も偏見をもたないようにした結果、とっても感動した。彼の声の響きがとっても気にいったし、歌も演技もすごくうまいと思った。でも、カーテンコールでは、オペラ歌手というより、ポップススターみたいに振る舞っていた。
RRファンで、イギリス人です。海外追っかけはRRだけですが、コヴェントガーデンのオペラはほとんど見ているというオペラ通です。

11月15日鑑賞 ブログ
ジェンナーロ役のグリゴーロはどこからみても平凡ではない。インターネットの情報だけだと、何かになりたがっているうっとうしいglamah-boy(肉体的魅力が売りの男の子)として容易に却下だ。だけど、彼が仮想空間でほとんど瞬時に他の追随を許さないほどに繁殖させてしまったgah-gah ファン軍団や、両性具有的なラテンの女たらし的外見、洗濯板みたいな胴、概してすごいクロスオーバーのナンバーなんかは忘れて、彼の本業のほうへ目を向けろ。グリゴーロが単なる31歳のマッチョなゴールデンボーイというだけはなく、ゴールデンヴォイスの持ち主だということがわかるだろう。低音域はブロンズの輝き、中音域は豊かで美しい、そして、最高音はとにかくぞくぞくする。でも、ユーチューブにあがっているのではわからない。声楽に興味があるのなら、すぐに生で聴いて判断しろ。最高のレベルに発展しうるが、一夜にして消えることもありうる声だ。今までに聴いたテノールの中で、グリゴーロのような奇跡的な声を持っていたのは、マリオ・デル・モナコ、ジュセッペ・ディ・ステファノ、そして悲劇のフレデリック・カルト Frederic Kaltの三人だけだ。だが、グリゴーロは彼らになかったものを持っている。すなわち、音楽的知性という点でまさっている。グリゴーロの演技は、未発達と言うべきながら、その、切れのよい動きには引込まれる。あえて言わせてもらえば、カラスがその自然な腕の動きによってもたらしたのと同じようなものだ。
※フレデリック・カルト Frederic Kalt、1962年生まれ、ユタ州ソルトレイク出身のテノール、MS(多発性硬化症)で、輝かしいキャリアを断たれた。1998年2月メトでピンカートンを歌う予定だったが、果たせなかった。
過激で面白いレポートですね。この筆者も、オペラ歌手が見栄えがいいと苦労する、なかなか正当に評価されないことを、ひしひしと感じているのがわかります。

関連記事:ルクレツィア・ボルジア

nice!(0)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

WNO《ルクレツィア・ボルジア》9日公演終了後の"アーティストQ&A"と7日(ラドヴァノフスキー初日)のレビュー [ルクレツィア・ボルジア]

 11月9日(日)は、マチネーで公演終了後、『アーティストQ&A』が開催されました。出席者は、ドミンゴ、フレミング、ライモンディ、オルドリッチ。フレミングはかなり遅れて現れて、「ごめんなさい、遅れて...髪についた血を洗わなくてはならなかったので....」と。会場(劇場)は、笑いにつつまれたとか.....。
 グリゴーロは欠席だったんですが、フレミングが、彼は気分が良くないので....と言っていたそうです。そのせいかどうかは分かりませんが、その日は、最終場面で、タンクトップを着ていて、最後まで脱がなかったそうです。RRファンで4公演見に行った方の報告ですが、もう一つ考えられるのは、マチネーは、お年寄の観客が多いのでそれを考慮したのかもしれない....とも思うが....ということですが、それなら、フィナーレの血が飛び散る方が問題ですよね。
 アーティスト個人に対する質問もいろいろあったということですので、グリゴーロが出席していたら、きっと面白い質問がいろいろあったんじゃなかと思いますが、残念です。

今後のスケジュールとかレパートリーについてとかの質問以外にどんな質問があったかをざっとご紹介します。
★同じオペラで異なる演出についてどう思うか
ライモンディとフレミングが答えたそうですが、本館のほうの記事に書くつもりです。

★このプロダクションを将来、他の劇場、メトとかで上演する予定はあるのか
はっきり今後メトで上演という回答はなかったようですが、火曜日にゲルブ氏(メトの総支配人)が見に来た......という話があったそうです。

★この公演は、DVDにはならないか
DVDの発売はないが、PBSで放送する予定ですという回答。

11月7日(金)は、ルネ・フレミングとダブルキャストの、右の写真でもわかるようにソンドラ・ラドヴァノフスキーがルクレツィアを歌いました。なかなか好評だったようですが、ワシントン・ポストにレビューが掲載されました。グリゴーロについても言及しています。

★In One Weekend, a Double Dose of Donizetti 2008.11.12(7日の公演について)
 初日のレビューを書いたのと同じAnne Midgetteさんなんですが、グリゴーロに関しては、初日のような感動には至らなかった...ということで、「間違いなくゴージャスな声だが、用心しないと並の歌手になるかも....」と書いています。それと反対にライモンディに関しては、「初日とは打って変わって素晴らしかった.....」そうです。
 初日は大々大絶賛のレビューでしたから、それと比較するとということでしょうが、結局、レビューというものは、日ごろ最高の歌を聞かせる歌手の場合の方が、ちょっとでもそれに及ばないと批判される傾向にあって、どうでもいいようなそこそこの歌手のほうが、批判され難いという現象があるわけです。ライモンディにしても常に彼自身の過去の素晴らしい歌唱と比較されてしまうわけですね。全7公演最高というのはなかなか難しいことだと思いますが、同じ7日に見た観客のレポートでは、グリゴーロ最高!感動した!というものしか見当たりませんでした。お疲れモードだったかどうかは、本人のみぞ知るということでしょう。

関連記事:ルクレツィア・ボルジア
nice!(0)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ロマノ・ムスマッラ(Romano Musumarra)★☆BBCラジオ番組に出演(2006.4.14) [オペラ以外の分野(ポップス、絵画)]

 ヴィットリオ・グリゴーロは、2003年末から2004年頃のことだと思いますが、サイモン・コーウェル企画の男4人グループのイル・ディーヴォの参加を「オペラを続けられない...」という理由で断っています。この時のトラブルを表現した美術作品が今(2008.11.13〜)ミラノのギャラリーMisaelで展示されています。その後、オペラにも出演しながら、2006年3月に彼のソロ・アルバムがリリースされることになります。
★グリゴーロのニューアルバム紹介ラジオ番組のリハーサル、ムスマッラとグリゴーロ,ロンドンBBCスタジオ

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ミラノのギャラリーでグリゴーロの作品を展示:Misael New Space Opening2008.11.13〜 [オペラ以外の分野(ポップス、絵画)]

 ヴィットリオ・グリゴーロは、WNOの《ルクレツィア・ボルジア》に出演中ですが、11 月13日からMisaelというミラノのギャラリーで彼のアート(絵)が展示される...というお知らせが、HPに掲載されました。
 このアート・イヴェントのテーマは《Menzogne 虚偽》、参加アーティストは、William Xerra, Florencia Martinez, Vittorio Grigolo, Andy。
※イタリアのアートのブログの紹介記事:Le "Menzogne" di Misael

★プレスリリースの紹介文:
Spazio Mizaelのオープニングは、《Menzogne 虚偽》を展示する。そこで、アートは今日の社会の深刻な問題を表現するものとなる。つまり、互いに嘘を付き合う社会。口からは嘘があふれ出る。だれもが自分の内面のたくらみを隠している(詩編12)。嘘は、あらゆるところにある。マスメディアの中にも、社会にも、日常生活の中にも、愛の中にも見つかる。子どもでさえ例外ではない。だが、子どもなら嘘もおもしろい。まったく同じところから生じていても微笑ましい。

★ヴィットリオ・グリゴーロの作品の解説:
 音楽、アート、人生の様々な断面は、世界的に有名なオペラ歌手ヴィットリオ・グリゴーロの仕事の中で交錯している。彼はペインティングという手段で、成功への道程で直面した嘘と偽りを描いている。Oltre la Rete(格子の向こう)というのがこの作品の題名である。(Reteは、「格子、網」ですが、比喩的に「わな」という意味もある)
 この作品は、彼が信頼した集団が、彼の「真の自我」を尊重することなく、彼をだまして“agreements in….blood”にサインさせて、最初のアルバム"In the Hands of Love (2006) "を成功させようとする歌手を個人的に傷つけた虚偽欺瞞から生まれた。

続きを読む


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

WNO《ルクレツィア・ボルジア》レビューのまとめ+写真一覧 [ルクレツィア・ボルジア]

※RRファンが撮ったカーテンコールの写真追加(11.10)
※フィナンシャルタイムズ(一言コメントで面白くない)とコンサートネット(これは面白い!)(11.8)
※5つ目のレビュー(メトロウィークリー)追記、カーテンコールの写真追加(11.7)
※4つ目のレビュー(ボルチモアサン)が出ました。写真も2枚追加。WNOのニュースレターを甥が転送してくれました。グリゴーロが各紙で評価されているので、宣伝に利用しているようです。(2008.11.5)

★ニューヨーク・タイムズ:Anthony Tomassini 11.2
In a Man’s World, Poison Is Her Best Revenge  概訳
カリスマ性のある演技者、声には、激しく突き抜け、悲哀を喚起する響きがある、ハンサムでエネルギーにあふれ生まれつきの舞台人、歯切れの良い、男っぽい歌唱....

★ワシントン・ポスト :Anne Midgette 11.3
'Lucrezia Borgia': Uneven but Not Uneventful  概訳
声は明るく輝かしく、強く安定しており、刺激的で興奮を呼ぶ。鮮やかに響き渡る金属的な声は最高のイタリアテノール......

★ワシントン・タイムズ:T.L. Ponick 11.3
'Lucrezia' gets her due 概訳(下記)
申し分なく最高! 明瞭な声とくっきりとした響き、声の力、葛藤するジェンナーロをみごとに演じた....

★ボルチモアサン:Tim Smith 11.2 概訳(下記)
Renee Fleming, vibrant cast bow in WNO 'Lucrezia'
ジェンナーロは、きゃしゃなグリゴーロが非常に生き生きと演じた。グリゴーロの歌唱には、もう少し微妙な音色がほしいところだが、刺激的な切迫感があった。このテノールは間違いなく「スター性」がある。

★メトロウィークリー:Kate Wingfield 11.6
Lady Killer 概訳(下記)
力強い男らしさと、傷つきやすい繊細さのバランスがよくとれていた。それに加えて、微妙なニュアンスを表現できる俳優でもあった。....

★フィナンシャルタイムズ:George Loomis 11.6 
Lucrezia Borgia, Washington National Opera 概訳(下記)
洗練されているとは言えないが、終始一貫、心地よい満足なテノールで歌われた。

★コンサートネット:Micaele Sparacino 11.6
Death in Venice 概訳(下記)
ジェンナーロ役を歌っているのは、並外れた才能のあるテノール、ヴィットリオ・グリゴーロ。今現在、彼は、今日の演出家たちが求めるものの全てを兼ね備えていることは間違いない。彼には秀逸な音色と声質の、しかも、すばらしい高音が出せる、力強く情熱的に朗々と響き渡る声がある。....

写真右上:→  →  →
ジェンナーロ(グリゴーロ)は、ルクレツィアの言いつけ通りにフェラーラを去るつもりで、ヴェネツイアに出発する旅支度をしています。gri_ald_wno.jpgそこに親友のマッフィオ・オルシーニ(ケイト・オルドリッチ)がやって来て、ネグローニの館の宴会に行こうと誘います。オルシーニは、ルクレツィアに助けてもらったと言う話も信じてくれませんし、毒殺されそうになったショックもあり、ジェンナーロは気が進みませんが、オルシーニが宴会に行ってから、一緒にヴェネツィアに行けばいいじゃないかと強引に誘います。....という場面でしょ....ケイト・オルドリッチは男に見えますね。
写真左(WNOニュースレターより) ←  ←  ←
最後の場面、シャツを脱いでます...見に行った人のレポートで、『グリゴーロは、いつのまにかシャツを脱いでいた.....ハイパワーの双眼鏡で見たけど、背が高くてスリム、たくましくてセクシーで、胸毛はなかった...』と書いてる人がいました。

★ワシントン・タイムズ:'Lucrezia' gets her due(Fleming, others give roles depth)
グリゴーロはこの上なく最高だった。昨シーズン、ここのボエームで見事なロドルフォを見せてくれたが、土曜日にはその時以上のもの凄い声の力を示した。葛藤するジェンナーロ役を、明瞭な声とくっきりとした響きで歌った。それはフレミングの声と合っていた。

ジェンナーロの友だち、重要なズボン役のオルシーニで、ケイト・オルドリッチも傑出していた。その堂々とした男らしい外見は彼女に印象的な恵まれた声を増幅した。陰険なアルフォンソ公爵のという要の役のベテラン、バスのライモンディは、卓越していた。大勢の脇役歌手たちもプロとして高いレベルだった。 T.L. Ponick 2008.11.3

★ボルチモアサン:Renee Fleming, vibrant cast bow in WNO 'Lucrezia'
悪名高いボルジアの息子であることを悲劇的な状況で知ることになる若者、ジェンナーロは、きゃしゃなグリゴーロが非常に生き生きと演じた。グリゴーロの歌唱には、もう少し微妙な音色がほしいところだが、刺激的な切迫感があった。このテノールは間違いなく「スター性」がある。
ライモンディは、ルクレチアの、嫉妬深く、残酷な夫であるアルフォンソを効果的に演じた。その声はその最盛期以上に鳴り響いたが、威圧的な様式感が感じられた。オルドリッチは、そのつややかで、豊かな美しいメゾで、オルシーニのイメージをふくらませ、きめ細かい演技を見せた。ドミンゴは自信満々だった。オーケストラから安定した演奏を引き出し、スコアを感動的に表現した。

★メトロウィークリー:Lady Killer
卓越したジェンナーロ役を演じたのは有望なテノール、ヴィットリオ・グリゴーロである。声が多少大きすぎ、技術的には少々雑だったが、力強い男らしさと、傷つきやすい繊細さのバランスがよくとれていた。それに加えて、微妙なニュアンスを表現できる俳優でもあった。夢見る少年の心を内に秘めた情熱的な男を見せてくれた。
ジェンナーロの親友、マッフィオのメゾソプラノ、ズボン役のケイト・オルドリッチは、本当に若い男に見えて、魅力的だった。オルドリッチの美しく、過不足のない、豊かな声は、フレミングの強烈さと対照的ですばらしかった。このデビューが他の多くの役でワシントンオペラに出演するきっかけになることが望まれる。(=今後もワシントンオペラに、たくさんの役で出演してほしい)アルフォンソ公爵は、バスのルッジェーロ・ライモンディがベテランらしく歌った。妻に対してだろうが、敵に対してだろうが、同じように残酷なことができる残忍な男がそこにいた。ルクレチアが矛盾に満ちた世界に生きていることを非常によく示した。Kate Wingfield

★フィナンシャルタイムズ:Lucrezia Borgia, Washington National Opera
ヴィットリオ・グリゴーロの元気いっぱい、喧嘩っ早い ジェンナーロは、究極的洗練の域ではないが、終始一貫、心地よい満足なテノールで歌われた。ズボン役、ジェンナーロの友人オルシーニは、素晴らしいメゾのケイト・オルドリッチが快活に演じた。パスコーは、この友情に性的な要素を加味した。アルフォンソのベテラン、ルッジェーロ・ライモンディは、今なお立派に存在感があるが、声は時折衰えを感じさせた。George Loomis こういう見なくても書けるようなレビューは全然面白くない...

★コンサートネット:Death in Venice
ジェンナーロ役を歌っているのは、並外れた才能のあるテノール、ヴィットリオ・グリゴーロ。今現在、彼は、今日の演出家たちが求めるものの全てを兼ね備えていることは間違いない。彼には秀逸な音色と声質の、しかも、すばらしい高音が出せる、力強く情熱的に朗々と響き渡る声がある。彼はブロンドで、美形で、しかも、その見事な腹筋(=6つに割れた鍛えられた腹筋=six-pack abs =6本セット(six pack)になって売られている缶ビール、その外見が由来、=セミ腹)を観客にさらすことをためらわない。これでは充分じゃないと言うなら、まだまだある。運動神経抜群、エネルギッシュで、説得力満点の役者だ。台からとびおりて、巨大な彫像の上に、ひとっ飛びで、とび上がって、ボルジアの"B"を蹴飛ばして、傷つけ、ボルジアじゃなくて、らんちき騒ぎ"Orgia"としか読めなくしたぐらいだ。大成功への道ばく進中。ワシントンオペラの観客が立ち上がって拍手喝采だったのは、至極当然だ。フレミングとの場面はものすごくドラマチックだった。マッフィオ・オルシーニ(ケイト・オルドリッチ)との場面は、ぞくぞくするほど刺激的でロマンチックだった。プログラムによると、母国イタリアではロックスターでもある。驚きだよ。ビリー・アイドルに瓜二つ、双子の兄弟みたいに見えた。
※ビリー・アイドル Billy Idol(1955.11.30. - )は、イギリスのミュージシャン。 パンク・ロック・バンド、ジェネレーションX(キャリア末期にはGenXと改名)のリード・ ヴォーカルを務め、解散後はソロで大成功した
(略)
これだけのすばらしい歌手をもってしても、全ての観客を陶酔させるには充分でないかもしれないというわけで、そこまでやるかのワシントンオペラは、ルクレチアの夫であるフェラーラ公、ドン・アルフォンソに比類なきバス、ルッジェーロ・ライモンディを配して、飾り立てた。つまらない役ではない。2幕には、非常に音楽的なアリアと興奮を呼ぶカバレッタがある。彼は重厚なスタイルで、堂々とかっこよく、フルボイスで、歌った。黒々としたカプチーノの大きな暖かいマグカップのようだった。彼の抜群の存在感はキャスト全員の気分を盛り上げた。そして、この「ルクレチア・ボルジア」を完璧に第一級の公演にしようとするワシントンオペラの意気込みを示すものだった。Micaele Sparacino
観客の興奮が伝わってくるような面白いレビューです。飛び蹴りで"B"の文字を壊したとか....しかし筆者は、あの金髪ツンツン頭がカツラだと思ってない節もあります.....楽屋口でファンが本人に聞いたところによるとカツラではなくヘアスプレイだそうです。

★写真集(クリック拡大)







ビデオクリップ
ルクレツィアを母とも知らずに身の上話をするジェンナーロ


関連記事: 《ルクレツィア・ボルジア》関連
←ライモンディファンのところから頂いて来ました。ちょっとピンぼけですが....
若者組(オルドリッチとグリゴーロ)と
年寄り組(ドミンゴとライモンディ)
ルクレツィアはポスターと同じ格好してますね。

グリゴーロのスリーサイズ:バスト104,ウエスト85,ヒップ99
nice!(2)  コメント(10)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ《Leonard Bernsteinのキャンディード Candide》一人三役(2004.11.24) [キャンディード]

 交流ブログ「毎日オペラ」で、《キャンディード》が取り上げられています。実は、ヴィットリオ・グリゴーロも2004年11月に《キャンディード》に出演しているのですが、なにしろ、内容が雲をつかむようなお話ですし、主人公のキャンディードではなく、一人三役の《アルゼンチンの総督/ヴァンデルデンドゥール/ラゴツキー公爵》なんです。日本語で《キャンディード》で検索しても、この役どころが、どういうものか、パッと出て来ませんし、歌がある役なのかもわかりませんでした。ネットではあまり情報が得られないので、ほったらかしにしていたんですが、運良く、しまさんがトーマス・アレン絡みで、ブログで取り上げて下さいましたので、これを利用させて頂かない手はないよな.....ということで、しまさんに質問していろいろ教えてもらいました。

★CARLO FELICE DI GENOVA 《キャンディード》2004年11月24,25,26,27,28,30日 全6公演

iPad/iPhone用Mp3
指揮:ジュセッペ・グラツィオーリ Giuseppe Grazioli
演出:ジョルジョ・ガッリオーネ Giorgio Gallione
舞台・衣裳:Ivan Stefanutti
キャスト:
キャンディード:ジェームズ・ヴァレンティ James Valenti
クネゴンデ:リア・パートリッジ Leah Partridge
マクシミリアン(クネゴンデの兄)/キャプテン:ファビオ・マリア
オールドレディー:ティチナ・ヴォーン Tichina Vaughn
パケット(クネゴンデの家の小間使い):ダニエラ・ピーニ Daniela Pini
ヴォルテール(歌無しナレーター):ウーゴ・ディゲロ Ugo Dighero
男爵/Anabattista/大審問官/カカンボ:アルド.オットブリーノ
パングロス博士(家庭教師)/Martin:アルフォンソ・アントニオッツィ Alfonso Antoniozzi
総督/ヴァンデルデンドゥール/ラゴツキー公爵:ヴィットリオ・グリゴーロ※キャスト詳細カルロ・フェリーチェのアーカイヴ、この時点でのグリゴーロの経歴、まだポップ活動に足を踏み入れてませんが、サイモン・コーウェルから、Il Divoの創設メンバーにという話しがあって、それは断りましたが、自分もオペラ以外の歌が歌えるかもしれない....なんておもいはじめた時期でしょう.....

 ところで、この三役とも、キャンディードが城を追放されて、放浪の旅先で出会うキャラクターで、ちゃんと歌のある、面白い役だということを教えてもらって、俄然興味が湧いて来ました。『バーンスタインの自演盤ではニコライ・ゲッダが担当してますし、歌も演技も達者なテノールじゃないと難しい役だと思いますよ。』 なるほど...こうなると録音も聞きたい!.....RAIで放送してるんですけど....

しまさんが、どの場面でどんな歌を歌うか、Youtubeをリンクして教えて下さいました。こちらの記事
"《キャンディード》@エジンバラ・フェスティバル"のコメントをご覧下さい。

★レビュー:オペラクリック
強烈なインパクトがある一人三役のヴィットリオ・グリゴーロ、三役の中でも特にヴァンデルデンドゥールは、「ロード・オブ・ザ・リング」のねちねちしつこいゴラムにそっくり...(ご存知でしょうけど右上の写真がゴラムですけど、こういう扮装だったのかしら....)

備忘録:
アルフォンソ・アントニオッツィ Alfonso Antoniozzi (1964.8.29 ヴィテルボ)


nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽