WNO《ルクレツィア・ボルジア》ジェンナーロ・ハイライト版作成☆☆初演版と改訂版について [ルクレツィア・ボルジア]
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YouTubeは、絵がないとアップできませんので、いつも通り、舞台写真を使って動画を作成、日本語とイタリア語字幕もつけました。字幕の切り替えは、自由自在、簡単にできますのでお試しください。
《ルクレツィア・ボルジア》はそれほど頻繁に上演されるオペラではありませんが、歌ってみたい....歌わせてみたい....ソプラノさんがいると上演するようです。最近ではグルベローヴァが歌ってみたかったようで、バルセロナ(演奏会形式)からはじめて、今年はミュンヘンで上演していますので、私の交流ブログでもご覧になった方がちらほら.......一日だけヴィットリオ・グリゴーロが歌ったので、どんなんかいな....とTV放送の録画を見てみましたが、クリストフ・ロイの《ロベルト・デヴリュー》路線の演出で、全く代わり映えしなくてなんだかね......です。
横道にそれてしまいましたが、オペラはいろいろな版があって、私のような素人は、混乱することが多いのですが、《ルクレツィア・ボルジア》も1833年の初演版と1840年の再演の時にドニゼッティがフィナーレを書き直した改訂版があります。ところが、最近よく上演されるのが、初演版でも改訂版でもない折衷版とでもいうんでしょうか.....両方全部歌ってしまうのが一般的になっているようです。
つまり、ドニゼッティは、再演の時に、フィナーレを書き直してジェンナーロが死んで行く場面に"Madre,se ognor lontano"(右上の音声ファイル)というほろりとする悲しい旋律を付け加えて、ルクレツィアはジェンナーロの亡骸を抱きしめて叫んで幕.....ソプラノのフィナーレのアリアはカットしました。しかし、今は、ジェンナーロの歌も初演の時のソプラノのアリア "Era desso il figlio mio (彼は私の息子です...私の希望、慰め....神よ私を罰して下さい) "も歌ってしまうのが一般的になっているようです。ワシントンのもミュンヘンのもジェンナーロが死んだあとにソプラノのアリアがあるバージョンです。
ドニゼッティはなぜ再演の時に、ソプラノのアリアをカットしたかというと、初演の際にプリマドンナさんに無理矢理書かされたものだったんだそうです。私もソプラノ命ではないので、ジェンナーロの亡骸を抱きしめて、「ああ、死んでしまった!」と叫んで終わりの方がオペラチックでいいと思います。
★YouTube:Lucrezia Borgia - 2008-Gennaro highlight
★全曲試聴したい方は、nprの World of Operaでいつでも聞くことができます。
★解説、あら筋はいつも利用させて頂いているオペラ御殿でどうぞ
LUCREZIA BORGIA(1830)
LUCREZIA BORGIA Versione del 1840 con finale nuovo
参考:
映像では、2002年ミラ・スカラ座の《ルクレツィア・ボルジア》が、デヴィーア、M.アルバレス、バルチェッローナ、ペルトゥージ...という出演者もいいですが、ウーゴ・デ・アナの演出舞台衣裳で魅力的です。マルセロ・アルバレスが、まだ並の体型で顔もジョン・トラヴォルタみたいです。この演奏も、フィナーレはテノールの歌もソプラノのアリアも有るバージョンです。
関連記事:ルクレツィア・ボルジア
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ルクレチア・ボルジアBayerische Staatsoper・2009/7/1(ネコにオペラ 2009-09-21 20:46)
Lucrezia Borgia / Gaetano Donizetti Musikalische Leitung Bertrand de Billy Regie Christof Loy Bühne Henrik Ahr Kostüme Barbara Drosihn …[続く]
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TBさせていただきましたが、初めてやってみたのでちゃんとできているでしょうか?
>初演の際にプリマドンナさんに無理矢理書かされたものだったんだそうです
知りませんでした。
私のようにグルベローヴァを少しでも多く聴きたいと思っているものにとっては最後のアリアはあったほうが良いですが、ない方がドラマティックな終わり方かもしれませんね。
今またミュンヘンでこの公演をやっています。
グリゴーロはスケジュールを見ると数年は歌う予定がないのですね。
でもグルベローヴァは各地で「ルクレチア・ボルジア」をやるようなので、またグリゴーロが急な代役ということがあるかも?それにあたった人はラッキーですね。
by kametaro07 (2009-09-21 21:46)
kametaroさん
TBありがとうございます。承認制にしてますので、すぐには反映されませんが、ちゃんとTBされてました。
ソプラノの難しいアリアということになってますから、歌わないことのほうが勇気がいりますね。
>グリゴーロはスケジュールを見ると数年は歌う予定がない
そうみたい.....。グルベローヴァもドイツ各地で歌う予定のようですが、演奏会形式が多いようですね。
オペラは、いくつか聞いていると、同じじゃないのが出て来て、あらら..どうなってるのというのが多いですね。
ルクレツィア・ボルジアは、もう一カ所、2幕の冒頭にテノールの長いアリア(たいくつ)があったりするのもあるんですよ。これは、なんとかというテノールのためにドニゼッティが書いたもので、その歌手のためだけのものだったので、このテノールのアリアはないのが当たり前で、なくてもカットしたとは言わないそうです。でも、時々、なぜか歌っているのもあるんですけどね。
YouTubeで検索するとフローレスがコンサートで歌っているのがアップされていますが......やっぱり、長くてたいくつ....
by keyaki (2009-09-22 09:07)