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ドミンゴが後進のテノールについてコメント:バルガス、フローレス、グリゴーロ、おまけでカウフマン [インタビュー&記事]

gri_Placido.jpg プラシド・ドミンゴ(68才)は、相変わらず、モスクワ、カナダ、ドイツ、イタリアと精力的にあちこち飛び回っています。
 7月12日付けのインタビュー記事にヴィットリオ・グリゴーロの名前発見...というか、本当は、Vittorio Grigoloの名前があったのでこの記事を発見したんですけど.....

 このインタビューで、ドミンゴ自身に関しては、ヴェローナ音楽祭デビュー40周年で、7月24日には、そのお祝いのコンサートもあるとか........10月にベルリンで《シモン・ボッカネグラ》のシモンのバリトンのパートを歌うとか......この件についての「今後はバリトンに転向ですか..」.という質問には、「シモンはずっと大好きな役だったんで特別なんで、もちろんテノールのままですよ.....」とか、「2011年にはグルックのIfigenia In Taurideのオレステをマドリードで歌う」とか.....「オペラのレパートリーは170くらいですか?」と聞かれて、「今現在で130だけ...残念だけど170はとても無理でしょ.....」なんて言ってます....(ちなみに私が数年前に調査した時は122だった...)。来年はスカラ座デビュー40周年もひかえているそうです。
 前置きが長くなりましたが、本題にいきます。

「なぜテノールの発掘は難しいんでしょうか?」.....という問いに対して「そんなことはないですよ。私が主催しているOperaliaのコンクールでは、毎年素晴らしい声を見つけてます....」という話しの流れで、「お仲間の歌手のキャリアについてはいかがですか?」...と聞かれて次のように答えています。

ラモン・バルガスは、過去、現在も今後もいいと思いますし
ファン・ディエゴ・フローレスは、別のカテゴリーに属していますし、
ヴィットリオ・グリゴーロは、声と舞台姿で際立っています。

「ドミンゴさんのお気に入りのローランド・ビリャソンは、声帯の手術の後、復帰するんでしょうか?」
「もちろんです。ローランドは、並外れた強い精神力をもっていると思いますし、いつもそう感じています。今は、休養することが必要です。」

「ヨナス・カウフマンはお好きですか?」
「もちろん。申し分のないタレントです。」

 以上、これだけなんですけど.....
 それぞれ特色のある3人を選んでいると思います。バルガスはスター性には欠けるが、実力はある、フローレスはスターではあるが、レパートリーが極端に限定されている、そしてグリゴーロは、声の魅力も容姿も兼ね備えた一般的なテノールでスター性もある.....というところでしょうか。グリゴーロについては、オペラ歌手にとっては最高の讃辞だと思います。2007年、ドミンゴが総裁を務めるワシントン・ナショナルオペラの開幕公演の《ボエーム》で、グリゴーロはロドルフォに初挑戦、この公演は大ヒットして、グリゴーロ自身も今のキャリアのはじまりは、このロドルフォと言ってます。ヨナス・カウフマンについては、インタビュアーが無理矢理誘導してますけど、これって反則でしょう。
 ドミンゴといえば、ドミンゴと一緒に録音した歌もある......というグリゴーロの第二のアルバムは発売されるんでしょうか。幻のCDになってしまうこともあるんでしょうか。こうなってくるとなんとしてでも聴いてみたくなります。

参考(年齢は7月15日現在):
Ramón Vargas ラモン・バルガス : 1960年9月11日- メキシコ (メキシコシティー):48才
Juan Diego Flórez ファン・ディエゴ・フローレス:1973年1月13日-ペルー(リマ):36才
Vittorio Grigolo ヴィットリオ・グリゴーロ:1977年2月19日-イタリア(アレッツォ):32才
Rolando Villazón ローランド・ビリャソン:1972年2月22日-メキシコ (メキシコシティー):37才
Jonas Kaufmann ヨナス・カウフマン:1969年7月10日※-ドイツ(ミュンヘン):40才


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コメント 2

babyfairy

ドミンゴとしても悪口は言えませんよね。先週、ロンドンでこのうちの2人、ヴァルガスとフローレスを聴いて来ましたが、ヴァルガス、フローレス、グリゴーロの3人についての意見は、的確だと思いますね。

by babyfairy (2009-07-16 09:57) 

keyaki

babyfairyさん
どういう回答を期待して、わざわざカウフマンのことを聞いたんでしょうね。
ヴァルガス、フローレス、グリゴーロにカウフマンの加えると、わけわかめの状態になりますよね。カウフマンは異色ということにしておかないと....
ドミンゴは、さすが、ちゃんとみてるんですね。

ヴァルガスも50に手が届く年齢になっちゃてるんですね。1991年のライモンディと共演した時に、今の歌い方では先が短い....とライモンディが先生を紹介した...なんて裏話がありましたね。
by keyaki (2009-07-16 10:49) 

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